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夢のマイホーム
七夕の前日。大雨が降った。
僕の職場は、警報が出ると仕事が休みになる。
そのため、大雨警報により仕事が休みになった。
嫁は仕事へ向かい、僕は念のため、家で家の隣に
ある用水路の様子を確認しつつ。猫とのんびり
過ごしていた。
僕が家を購入した地区は、数年前に、用水路の
排水ポンプが故障し、床上浸水したことがあった。
そのことは把握していたので、家を購入する
際にも、不動産会社の人とその事については
念入りに話し合い、確認していた。
僕が購入した家は、建て売り住宅で、以前の
浸水の経験から、その周辺の家よりは基礎や
土地自体も少し高く作られていた。
そのため、この前の浸水くらいなら、全然
影響は無さそうであると判断し、家を購入した。
４件あった建て売り住宅で一番大きな土地、
一番大きな建物。住む年齢的にも僕らが一番若く、
少し見栄を張って購入した。ウキウキしていたのを
今でも覚えている。
お互い共働きなので、手続きなどは、とても
大変だったが、将来のことを考え、希望に満ちた
マイホームの購入だった。
