気がつけば毛玉さんに聞いてみた
著書
『神様ライフ』1-3巻 好評続刊中
『フリーライフ』1-3巻 以下続刊(4巻完結)
小説家になろう 著者ページ
http://mypage.syosetu.com/202504/
「まずはお名前をお願いします」
気がつけば毛玉です。
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
初書籍化作品である『フリーライフ』の執筆までは、ずっと読み専でした。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
なろう経由で出版社からお誘いがありました。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
感想がたくさんもらえればいいな、とは思っていましたが、まさかここまで人気が出るとは思っていませんでした。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
テンプレの押さえるところは押さえつつ、そこから少しズラしたものを意識しました。当時、異世界転移ものは導入部分が似たり寄ったりのものが多かったので、その部分はすっ飛ばして、いきなり三年後からスタート! などなど。
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
ユニークな部分はウケたと思います。良くも悪くも読者の意表をついたものが喜ばれているとは感じました。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
工夫? と、言われましても……あ、ネタ帳は用意しております。あんまり役に立ちませんけど!
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
まちまちです。シリーズものをまとめ買いした時は月に数十冊にも及びますが、少ない時は十冊も読んでなかったり……。
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
比例すると思います。『入れてから出す』の必要性は、多くの作家先生が語っている通りだと思います。
「どんな本がお勧めですか?」
これからラノベを書く人に向けてでしょうか? それならば、書きたいジャンルのラノベをオススメします。一人の作家に拘らず、どんどん読んでください。
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
センスと技量! というと身も蓋もないように思えますが、とにかく読んで読んで読んで読んで、書いて書いて書いて書いて、どちらも磨いてください。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
甘い言葉に注意しろよ(儚げな笑顔)
「どんな環境で書いていますか?」
ノートパソコンを抱えて、近所のファミレスをローテーションしております。自宅は駄目ですね……どうしても気が散ってしまいます。
「どうやってネタを考えているの?」
上記のネタ帳を整理して使うこともありますが、大部分はその時の直感です。大きな流れ(プロット)は決めてから書くのですが、細かいところのネタは書く時に決めています。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
大まかなプロットを作る→書く。
本能で書いて、それで成功している人もいますので、どちらがいいとは一概には言えませんが、参考までに……。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
料理は影響していると思いますね。スニーカー文庫の編集者さんからは、いつも「料理と犬耳幼女書き過ぎ」と怒られるぐらいです。
明日は相野仁さんの予定です。