采火さんに聞いてみた
著書
角川ビーンズ文庫『首なし魔女の数奇な婚礼〜呪われた騎士と誓いのキスを〜』
アマゾナイトノベルズ『首なし少女は氷の騎士と手をつなぐ』
GAノベル『転生令嬢は旅する編纂者』2026年8月6日発売!
作者 小説家になろうページ
https://mypage.syosetu.com/265073/
(お願い)
*質問内容には、すべてブッチャケちゃってください。
お答えするのに問題がありそうな項目は、お答えいただかなくて結構です。
「まずはお名前をお願いします」
采火です。
うねび、と読みます。
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
web投稿を始めた頃はローファンタジーが多かったです。書籍化のお話をいただいた頃は異世界恋愛をメインに書いていました。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
デビュー作は『首なし少女は氷の騎士と手をつなぐ』です。なろうの運営様経由で打診が来ました。完結から2年経っていたことと、当時はまだ総合評価ptも1000ptくらいしかなかったのですごく驚きました。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
いつか書籍化したいなぁと思って公募に出したりしていたものの、首なし少女は公募ではなく「私が読みてぇんだ!!」の一心で書いたので、打診が来たときの動悸がヤバかったです。人気といえるほどの商業的評価はまだいただけてはないのですが、読んだ人の印象にはすごく残るようで、お声がけしてくださった担当様には感謝しています。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
首なしです。なんたって首なしです。首がなくても、表情が見えなくても、心が通えば恋愛できるんだぞ! の一心で書きました。そんな作品だったので、やっぱり心理描写はひときわ力を入れましたね。
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
首なしだからホラーと思われてタイトルで嫌厭されることも多いのですが、読んでもらえば売りと一致した感触を強く感じました。首がなくても恋愛できる!
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
他者が面白いと感じるもののなかで、自分が面白いものを探して反映させています。その上で未来の自分が読んで面白いものを書くようにしています。1年後に読み返した時に面白いものは何年経っても繰り返し読み返しちゃいます。
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
月によりけりです。Kindleで漫画こみ年間200〜300冊くらい。合間になろうでも読んでいます。なろうで100万文字くらいの作品を1週間ずっと読んでることもしばしばあります。読書期間と執筆期間が反比例の関係にあるので執筆に集中していると2、3か月ほとんど読書していないこともありますが、逆に執筆しないと1月に読む量が30冊〜40冊と極端に増えることもあります。
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
比例すると思います! 新鮮な面白いを摂取しないと、やっぱりマンネリするな、と感じることが多いです。
「どんな本がお勧めですか?」(影響を受けた本や、参考になる資料など)
影響を受けたのは『スレイヤーズ』が一番強いと思います。初めて読んだラノベの衝撃は忘れられません。あとは荻原規子先生の勾玉三部作です。極上の和ものを書きたいと常々思っています。
参考になる資料……色、花、鉱石、類語、人名などの辞典はおすすめです。世界観関係なく、どんな作品にも何かしら使えます。
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
面白く感じるためのアンテナでしょうか。自分の感じるワクワク感が何で、どこで、どうして得られたのか。それを表現するための技法は量をこなせばおのずと身につきます。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
好きなものを好きなだけ好き放題に書いてください。未来の私のために私が好きそうな作品いっぱい書いてください。今、そんな時間、とれない。
「どんな環境で書いていますか?」(自宅か・喫茶店か。また、どのようなハード・ソフトを使用してるか)
スマホ版Nolaで書いているので、いつでもどこでも時間があれば書いています。就寝前とか、職場の休憩時間とか、電車の移動とか。
「どうやってネタを考えているの?」
面白そうな題材を見つけたらストックしておいて、移動中やお風呂などでねりねりしてます。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
決まってます。読みやすいように何年もかけて自分の文章のルール的なものを明文化してきました。
たとえばすごく顕著でわかりやすいことだと「〜のだ。〜である。」の語尾を封印しました。なろうに投稿し始めた頃は「〜のだ。〜である。」が乱発されて論文調のような硬めの文章だったのですが、今は読みやすく柔らかい文調になったと思います。
あと感情は全力で描写すること。文芸ではなくエンタメを書いているのだと自覚してからは、比喩なんて回りくどいことしなくていいから感情を全力で描写しようと心がけています。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
推し活とゲームでしょうか。推しのコラボ先で知らない題材に出会うこともありますし、メインキャラクターが50人や100人超えたりするソシャゲのキャラクター力とかも自作に良い影響を与えています。なんでメインキャラクターがそんなにいてキャラ被りしないんだ。
あと出不精ですが、資料館や博物館に行ける機会があれば行くようにしています。リアル天球儀を見た際にそれを題材に書きたくなる人、いませんか? 私です。




