龍威ユウさんに聞いてみた
著作
少女は鞘に納まらない
著者ページ
https://mypage.syosetu.com/572924/
「まずはお名前をお願いします」
龍威と書いて“たつおどし”――龍威ユウです。
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
そもそも書き始めた切っ掛けはやはり【指輪物語】などの、いわゆるファンタジー小説が好きでしたので基本はファンタジーしか書いてないですね(笑)
二次創作も、この質問では答えとして含まれるのでしょうか……?
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
第6回ネット小説大賞に落選後、一度直接出版社の方に応募しようとしたのが始まりでした。まぁ落選は確実だろうし、それでどこが駄目なのか指摘してもらえればいいなぁぐらいの感覚だったのですが、まさかのOKがもらえた時は本当に驚きましたね(笑)
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
人気……あるのでしょうか?
書籍化したことでお気に入り登録者数が増えたことは事実ですが、それでも他の方々に比べれば足元にも及ばないので、なんとも言えないですね……。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
拙作【少女は鞘に納まらない】はあべこべ――つまり、男女の価値観や貞操観念なんかが逆転した世界観で物語が勧められていきます。男を欲する女性の餓えを売りにしようと、日々色々と考察しております。
後は戦闘描写でしょうか。今作はチートなどは一切ありません。人間らしく、どのように強大な敵に立ち回っていくか。その辺りなんかも売りにしてますね
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
している、と思いたいですね。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
やはり、何事にもおけることとは思いますが、まずは自分が楽しむことではないでしょうか? 自分が楽しいと思えないことを誰かに提供しても、相手もまた同じように楽しいとは感じない……そこは注意していますね。
あくまで、個人談です。
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
読書はここ最近まったくできてないですね……。リアルの仕事はもちろん、Twitterばかりに目がいってしまって(笑)
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
読書量、というよりはどこをピックアップしていくことが大切ではないでしょうか?
例えば読んでいて「このシーンはすごい面白い!」というのがあれば、ではその面白さはどのようにして書かれているのか、その技術を盗むことが繋がっていくと個人的には感じますね。
「どんな本がお勧めですか?」(影響を受けた本や、参考になる資料など)
【空の境界】、【刀に関連する資料(「刀」大辞典など)】
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
質……なんだろう。自己満足でしか書いてないので、ちょっとわからないです(笑)
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
とにかく、自分が好きなこと、楽しいと思えることを最後の最後まで貫いて書け!!
「どんな環境で書いていますか?」(自宅か・喫茶店か。また、どのようなハード・ソフトを使用してるか)
主に自宅のデスクトップですね。
「どうやってネタを考えているの?」
【少女は鞘に納まらない】のキャラクターはほぼ全員が実在する刀を擬人化させていますので、その刀にまつわる逸話や由来、もしくは持ち主なんかを私流に面白おかしくアレンジしながら書いてます(笑)
後は実際に刀剣の展示会にいったり刀と所縁のある場所……聖地巡礼なんかもしています。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
軸……あまり考えたことがないですね(汗)
頭に思い浮かんだ文章をそのまま書き記すって感じですので。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
ないと言えば、おそらく嘘になるかと……。