響恭也さんに聞いてみた
著作
もし異世界ファンタジーでコンビニチェーンを経営したら
角川 Lーエンタメ小説
スキル0(ゼロ)冒険者の俺、結婚して龍王の騎士となる
一二三書房 ブレイブ文庫
小説家になろう 著者ページ
https://mypage.syosetu.com/120553/
「まずはお名前をお願いします」
響 恭也です
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
最初に書いたのがファンタジー戦記物で、書き始めてから半年後に電子で書籍化となりました。
そのあと歴史ものを書いて、その次に書いたファンタジーで紙書籍の話が来ました。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
電子のデビュー作は、なろうのトップにある今日の一冊で紹介されたことがきっかけです。
紙書籍のほうは、コンテストで最終選考まで残って、落選した次の日に別のところからメールが来ました。拾い上げというやつです。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
PVが10ついて喜んでたら、すごい勢いで伸び始めて、自分でもびっくりでした。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
何も考えてなかったですね。ぼくのかんがえたさいこうにおもしろいおはなし。がある意味コンセプトです(笑)
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
感想で様々なご意見をいただきましたが、「おもしろい」と言っていただけることが励みでした。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
いろんなアンテナを伸ばしています。2ちゃんまとめサイトとか
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
なろうで更新追いかけているものと、以前から読んでいるシリーズなどで、書籍換算4~5冊くらい?
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
人によると思います。ただ、書き方の引き出しは増えるんじゃないかなと。
「どんな本がお勧めですか?」(影響を受けた本や、参考になる資料など)
自分が面白いと思える本は結局、自分が書くときに土台になっているのではないかと。
個人的にファンタジー戦記の金字塔は『デルフィニア戦記』です。
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
センス、と言ってしまえば一言ですが、言い回しを工夫して単純なことを想像の余地を広げて表現する。逆にドストレートにややこしいことを表現する。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
推敲をしっかりとやろう(笑)
「どんな環境で書いていますか?」(自宅か・喫茶店か。また、どのようなハード・ソフトを使用してるか)
ノートでワード使ってます。
「どうやってネタを考えているの?」
何かキーワードから連想していく感じです。点と点が結びついてシーンになって、ストーリーになっていくといえばいいんですかね……?
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
その時その時で面白いと思うネタを書いています。時事ネタだったり、その日の出来事だったりもします。
自分が「面白い」と思うことをいかに伝えられるか、が軸といえば軸かなと
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
歴史小説が趣味で、よく現地取材じゃないですが見に行ったりしていました。あとは無心で車を運転しているときに出てくるアイディアはヒット率が高い気がします。
久しぶりの更新になります。
しばらく連続更新ができそうです(・∀・)