玉響なつめさんに聞いてみた
著作
転生しまして、現在は侍女でございます。
著者ページ
https://mypage.syosetu.com/549788/
「まずはお名前をお願いします」
玉響なつめ
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
ファンタジー系冒険もの。
あと、なろう始める前に二次創作とかごにょごにょ。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
「転生しまして、現在は侍女でございます。」をなんとなく書き始めた。
そうしたらありがたいことに出版社側からオファーをいただきました。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
特に思っていませんでした。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
チートがない本当に地味な主人公を書いてみようと思って。
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
思った以上に「この喪女、やりおる……!!」って言われてにやりとしました。
そして思った以上にサイドキャラのお姫様人気が出て嬉しい。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
自分が面白いと思えるかどうか。
肥前:「思えるかどうか「どう」されていますか?」
まず書いてる時楽しいかどうか。
それから推敲で読み直したり、後日改めて読んでみたりした時に自分に違和感がないかどうか、とか…?
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
紙の本は正直最近買えてません(場所的な意味で)
なろう上ではブクマしてるのを読んだり電子書籍だったり。
でも持っている本を延々読み直したりもするので月に何冊とは言えない感じでバラバラ。
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
多少はあるのかなと思います。表現とかの手法はたくさん知っていて損はないと……。
「どんな本がお勧めですか?」(影響を受けた本や、参考になる資料など)
新しいものばかりではなく、古いものも良いと思います!
私の場合は学生時代研究した指輪物語とか、韻を大事にするのっていいよねと思ったり。
レンズマンシリーズのわくわくだったり、池波正太郎のかっこよさだったり。
最近のだったらグイン・サーガとかの人間模様だったり。
ハーレクインのきゅんとするのだっていいよね!!
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
自分の脳内で出来上がってるものを、自分だけがわかるんじゃなくて読者にも伝えることが出来たら成功だと思います。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
領収書とる癖をつけろ。
「どんな環境で書いていますか?」(自宅か・喫茶店か。また、どのようなハード・ソフトを使用してるか)
基本的に自宅。なろう上で執筆。
書籍用のデータはwriter使ってます。
近いうちにノートパソコンを購入して外でもできる環境を整える予定。
「どうやってネタを考えているの?」
ふってわいてくる。
肥前:「特にどういう時、どういう状況でアイデアが湧くことが多いですか?」
本当なんでもない通勤時間だったり働いてる時だったり、おやつ食べてる時だったり…話をしてたりとか…
要するに四六時中…?
あっ、仕事で超追い詰められてる時とかは思いつきやすいかもしれない(人はそれを現実逃避という)
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
今の書籍化した連載はあくまで主人公視点なので、そこをベースにするのは崩さないで行きたいなって。
ほかのキャラ視点をちらほら入れるけど、あくまで主軸だけで読んでも違和感がない、他視点がないと補完されないってことがないようにしたい。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
映画とか見るのが好きなので、そういうのは影響受けてるんじゃないのかなと思いますが……。
あとお菓子作るのは好きなのでそれも影響はあると思います。(作れるのしか書けないので)