しろいるかさんに聞いてみた
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*質問内容には、すべてブッチャケちゃってください。
お答えするのに問題がありそうな項目は、お答えいただかなくて結構です。
「まずはお名前をお願いします」
《しろいるか》と申します!
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
公募勢だったので色々ですが……基本的にラノベです。育成モノを中心にたくさん。ファンタジーやSFが多いです。というかその二つをミックスします。他にもメシテロものや、ライト文芸なんかにも手を出していました。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
《景品として異世界転生したら捨てられたので好きに生きようと思う》がデビュー作になります。第四回オーバーラップweb小説大賞の第ニターンで金賞を受賞してデビューすることとなりました。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
まったくもって思ってませんでした。
いきなり日刊に載って、一気に一位をぶち抜いたので、あの時の混乱具合は今でも鮮明に覚えています。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
テンプレというか、なろう系に則しながら作品のテーマである《怒り》を持って共感を得、スカッとするのが売りです。でもそれだけだとつまんないから、主人公の成長を描くために成り上がりという要素も売りにしました。
また、王道展開ではあるものの、なろうテンプレとはちょっと外してるのも売りです(主人公がっつり苦戦したりとか)
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
一致したと思います。むしろ予想以上で、多くの人に面白いと言っていただいて幸せです。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
一話ごとに何を表現したいのかを決めて、ちゃんと起承転結を設定します。その後はキャラに任せます。大抵は幾つかのストーリーラインが出来てくるので、一番良さそうなのを選択しています。
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
月に10~15冊です。以前は15~25くらいでした。
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
読書量というよりは吸収量で比例すると思っていますが、絶対分母の数が大きければ有利には違いないので、比例すると思います。
「どんな本がお勧めですか?」(影響を受けた本や、参考になる資料など)
神坂一先生の《スレイヤーズ》《クロスカディア》《ドアーズ》、有川浩先生の自衛隊三部作、《図書館戦争》、《阪急電車》、《シアター!》、他には……(以下100冊ほど)
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
好奇心旺盛な飽き性であること。
意外かもしれませんが重要だと思ってます。この手の飽き性な人は次から次へと面白いものに興味を持って手を出して飽きて、また……を繰り返すので、色々な要素を吸収しちゃいます。それをフィードバックさせれば、必然的に面白いものを書けるのではないでしょーか。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
まだ発売前なので、受賞作家として言います。
書け。ひたすらに書け。それこそが君の唯一の絶対存在意義だ。
「どんな環境で書いていますか?」(自宅か・喫茶店か。また、どのようなハード・ソフトを使用してるか)
自宅ではPCでワードを中心に。外ではスマホ(なろう)です。
見開きの見映えまで意識しているのでPCで最終調整します。
「どうやってネタを考えているの?」
自分の中の原動力というか、欲求に従って妄想します。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
決まってます。
テーマを決めて、キャラ設定や世界観なんかもしっかりと決めて、下準備したらキャラたちに任せます。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
大いにあります。というかモロに影響しています。
趣味は最大の武器になりますから。
以上です、ありがとうございました!