蝉川夏哉さんに聞いてみた
著書
『邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか』1-4 以下続刊
「なろうコン大賞」受賞作
『孤独のグルメ』原作者・久住昌之氏 推薦
『異世界居酒屋「のぶ」』以下続刊
最新刊、第2巻が2/9に発売決定しました!
作者 小説家になろうページ
http://mypage.syosetu.com/111955/
(お願い)
*質問内容には、すべてブッチャケちゃってください。
お答えするのに問題がありそうな項目は、お答えいただかなくて結構です。
「まずはお名前をお願いします」
蝉川夏哉です。ネットでは逢坂十七年蝉という名前も使っています。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
デビュー作は『邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか』です。アルファポリスに出版申請して、書籍化の夢が叶いました
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
デビュー作以前に書いていた『日雇いクエスト』という作品が全く受けなかったので、読者を意識した作品作りは心がけましたが、人気が出るとはあまり思っていませんでした。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
ダブル主人公もので、一人称と三人称が入り乱れるのは売りというよりは自分の技術力アップの為でした。売りはコミカルとシリアスの混合でしょうか。
{肥前}具体的には?
二人の主人公を立てているので、一方はコミカルに、一方はシリアスに、一粒で二度おいしい作品になっております。
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
周囲の評価は一致しませんでしたねw
{肥前}というと?
連続更新というと実も蓋もないのですがw
二つのストーリーが付かず離れず噛みあいながら進むことですかね。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
面白いものを書くのはとても難しいので、せめて自分に嘘はつかないようにと思っています。
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
最近は忙しいので月に30冊くらいでしょうか。
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
アウトプットの面白さはインプットの量よりも質にかかわって来ると思います。ただ、インプットの質を高めるには基礎的な情報が必要なので、そこまでは料が必要だろうとも思います。
「どんな本がお勧めですか?」
お勧めは『ルワンダ中央銀行総裁日記増補版』です。これは大変面白い本です。
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
面白い物を書く為に必要な資質は、楽しむことだとおもいます。
ただ経験したり情報収集したりするのではなく、楽しむことでそれを物語に活かすことができるようになるのではないか、と。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
もっと本を読み、もっと映画を観、もっと漫画を楽しみ、もっと人と会い、もっと話、もっと面白さを身体の中に蓄えておけ、ですかね。
「どんな環境で書いていますか?」
自宅で執筆することが多いですが、ノートパソコンを手に入れたのでガストやサイゼリアでも書いています。
「どうやってネタを考えているの?」
ネタ帳に思い浮んだことを書き連ねていく方式でネタを出しています。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
書き方の軸は、企画ありきです。まず面白いと思ったことを中心に企画を立て、それに従って作品を作っていきます。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
読書以外にはTRPGが好きな部分は『邪神に転生~』に、物を食べるのが好きなのは『異世界居酒屋「のぶ」』に活かされていると思います。