羽智 遊紀さんに聞いてみた
著作
異世界は幸せ(テンプレ)に満ち溢れている 1-3巻
著者ページ
https://mypage.syosetu.com/569828/
(お願い)
*質問内容には、すべてブッチャケちゃってください。
お答えするのに問題がありそうな項目は、お答えいただかなくて結構です。
「まずはお名前をお願いします」
羽智 遊紀です。「うっちー先生」とも呼ばれています(๑•̀ㅂ•́)و✧
よろしくお願いします!
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
「異世界は幸せ(テンプレ)に満ち溢れている」が処女作なので、他の作品は書いた事はありませんでした。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
先ほども書いたとおり「異世界は幸せ(テンプレ)に満ち溢れている」がデビュー作です
ある大賞に応募していたのですが、最終選考で落選してガッカリしている所に「書籍化しませんか?」とTOブックスから救いの神の連絡がありました。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
思っていませんでした。最初は子供たちに「お父さんが小説書くから文字を読みなさいよ」がスタートです。モチベーションを維持するために投稿している状態だったので、ぶっちゃけポイントが増えても「えっ? な、なんで?」となっていました。未だに日刊ランキングで一瞬だけ1位になった理由が分かっていません(笑)
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
我が子が読みやすいようにと「テンプレ」を選択しました。
それと「テンプレって陳腐化してるよね!」と巷で言われ始めていたので「じゃあ、逆にテンプレ三昧にしてやんよ」って感じで書き始めました。
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
「テンプレすぎるのが一周回って面白い」と感想をもらった時は踊り出しそうになりました。最近も「異世界テンプレをリスト化したみたいで参考になります」と言われて嬉しかったです。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
アンテナを常に広げています。「面白い物を書く視点」ではなく、「今日はどんな面白い事があるかな?」との視点で見ており、それを家族に報告をしています(ここ大事! テストに出るよ!)。
意外と世の中にはネタが満ち溢れていますよw
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
書籍なら月に5-10冊くらい。Web版は「なろう」がメインでブックマークは300件くらいです。
書籍化が決まるまでは、書籍からは遠ざかっていました。ですが自分の本が出版され、他の作家先生とオフ会などで会ってからは怒濤のごとく本を買っています。奥さんに怒られるくらいに(笑)
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
間違いなく。それとジャンルは絞らない方がいいと思います! 私は中学からSFや伝記古典、ファンタジーにライトノベルや、マニュアル本にノンフィクションなんでも読んで見たらいいと思います!
「どんな本がお勧めですか?」(影響を受けた本や、参考になる資料など)
オーソドックスですが「銀英伝」のヤンなどの同盟人物には影響を受けました(笑)その他には「ロジスティクス入門」とかも好きです。参考になるのは、同じジャンルの作家先生達の書籍だと思います。Web版を読んでから書籍版を読むのがお勧めです(๑•̀ㅂ•́)و✧
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
私の「軽いタッチ」な作品ならノリと勢いが大事だと思います。それと毎日執筆を続ける時間の確保です! 時間があればなんとなる。時間がなくても高い質の作品を書く作家先生は化け物です:(´◦ω◦`):
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
1.会話文の最後に句点は要らないよ。「分かったよ。」←これだめ!
2.「。。。」とか「・・・」はだめよ。「……」だからね!
3.地の文と会話文で重複したら書籍作業の時に地獄見るよ! 例:「不思議だ」亮二は不思議そうな表情で確認をした
4.誤字脱字は頑張って確認しろ! じゃないと「TOブックスで一番誤字脱字が多いのはうっちー先生ですよ」と編集さんに笑顔で言われるぞ!
5.知識は武器だ! 「Twitter? リア充でしょ? あんなのやってるの」なんて言ってる場合じゃねえ! Twitterには大先輩が沢山いて、気さくに質問しても答えてくれるし、危うい発言には注意までしてくれるんだぞ!
「どんな環境で書いていますか?」(自宅か・喫茶店か。また、どのようなハード・ソフトを使用してるか)
基本的には通勤電車のなかでポメラを使ってます。そして時間があればお昼休みに会社側のスタバ(スタバしかない)で追記。残りは家に帰ってから仕上げる感じです! ポメラ便利:.゜٩(๑>◡<๑)۶:.。+゜
「どうやってネタを考えているの?」
大まかなストーリー(スタートエンド)は決めて、後はキャラクターに動いてもらいます。
シーン:街に到着すると門番がいる。異世界の来たテンションで張り切りすぎる
キャラ:主人公と門番
二人が喋って騒動を巻き起こしてもらう感じです。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
基本的には3人称です。3人称以外で書けないともいいます(笑)
あとはマイルストーンを大まかに置いて、横道に逸れてもいいのでマイルストーンに辿り着くようにしています。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
趣味は「色々な事にチャレンジする」です。器用貧乏以前レベルでも色々と好奇心を持って試しているので、それは作品に影響を与えていると思います。
ストックがなくなったら、不思議と協力者が現れる法則。