佐槻奏多(奏多)さんに聞いてみた
著書
王妃の剣
ローディアの星炎術師
なりゆき神姫さまの婚約
箱入り魔王の花嫁
幽霊王子の理想的な姫君
私は敵になりません! 1-6完結
お見合いはご遠慮します 1-2
鳥かごの大神官様と侯爵令嬢
作者 小説家になろうページ
https://mypage.syosetu.com/131652/
「まずはお名前をお願いします」
奏多です。書籍の方は佐槻奏多の名前で出しています。
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
基本的にシリアスが主のファンタジーと、ものっそい暗い現代物やホラー系書いてました。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
デビュー作は、小説家になろうに掲載してなかったウェブ小説だったんです。
ある日、ブログに連載してた作品を書籍化しませんか?というメールが来まして。
「王妃の剣」というタイトルの作品です。
で、当時の私はそのレーベルさんの賞に、紙の投稿で応募して結果待ちをしてたので、
「え、そこの賞に投稿してた作品じゃなくて!?」とビックリしたという経緯でした。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
人気は出たら御の字という感覚でした。
気晴らしに…と連載を始めたものだったので。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
売りは考えてなかったです。ただ、いつもよりコメディ風味に書こうとは思っていました。
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
そうですね、楽しいと言ってもらえたり、キャラがおかしくて面白いと言ってもらえました。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
とにかく自分の好きなものを書くように、と思ってます。無理に流行を追っても、自分が楽しくなかったり、無理をしていると辛くて書けなくなってしまうので。
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
一月に20冊ぐらいですね。
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
比例はしないことも多いと思います。
時代小説や知識量が必要な作品を書くときは、かなり響くと思いますが。
あと物語の流れのパターンや、しっかりした世界観や描写とかに、読書量は出るのではないかなと。
「どんな本がお勧めですか?」(影響を受けた本や、参考になる資料など)
オススメの本というとちょっと思いつかないかもです。好みの作品を読んで、楽しいと思うことが大事だと思います。
作品づくりで参考になるというと、その時ヒットしてる作品だと思います。
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
最終的にはセンスかなと。
それが流行とずれていた場合、合わせるために時代を待つか、努力して自分を変えるしかなさそうなのが、辛いところです。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
努力したぶんは無駄にならないよ!
「どんな環境で書いていますか?」(自宅か・喫茶店か。また、どのようなハード・ソフトを使用してるか)
主に自宅で、執筆が進まないと喫茶店に逃げています。
「どうやってネタを考えているの?」
何かを読んだり……本に限らずニュースとかを見てて、ふっと浮かんだ案を貯めて、捏ねて考えてます。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
とにかく自分が好きな話を書くことです。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
ゲームやアニメは多大に影響しています。