ちょきんぎょ。さんに聞いてみた
著書
転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい 1-4以下続刊
作者 小説家になろうページ
https://ncode.syosetu.com/n0407cz/
(お願い)
*質問内容には、すべてブッチャケちゃってください。
お答えするのに問題がありそうな項目は、お答えいただかなくて結構です。
「まずはお名前をお願いします」
「ちょきんぎょ。」です。「ちょきんぎょまる」と読みます。よろしくお願い致しますー。
「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」
人外、百合、恋愛、ホラー、サスペンス、ギャグ、ロボ……割と色々と。
今でも仕事の外では、色々なジャンルを書くのが好きですよ。
「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」
デビュー作は『転生吸血鬼さんはお昼寝がしたい』ですね。
経緯としてはある日突然、打診のメールが来た感じです。ネット小説大賞さんが始まる少し前のタイミングだったんで、かなり驚きました。というか詐欺かと思いました。
打診が来たときの文字数は十万文字と少し、ポイントは二万くらいだったかと思います。
「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」
無いですねえ。『私なら異世界転生をどう書くか』、という軽いテンションでした。
そもそも異世界転生はなろう小説として、吸血鬼という属性は創作の長い歴史の中で、どちらもかなり使われています。
ありふれたもの+ありふれたもので書籍化となると、相当に上手くやらないと難しいことは理解していましたので、まさかそれで本になるとは思いませんでした。
まあ、上手くできたってことで、ポジティブに考えております。コミカライズができるほど人気出るとまではさすがに思いませんでしたが。
「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」
『うちの子カワイイ』ですかね!
あとは、成長物語です。心の変化を大切に書きたいと思ってました。
「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」
バッチリハマってるのではないかと思います。よくカワイイって言ってもらえますので。
「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」
面白いにも色々ありますが……工夫と言われると、言葉。特に会話劇のテンポですねー。これができるとかなりキャラクターが『生きて』きます。
あとは伝わるような言葉選びです。ちょっと安易な言葉でもいいので、『読者にきちんと意味が伝わること』が大切だと思ってます。
どんないい事でも、悪いことでも、楽しいことでも、悲しいことでも、素敵なことでも……伝わらないとお話としては意味を無くしてしまうと、考えていますから。
「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」
月によってかなりまちまちですねえ……一冊も読まない月もありますし、50冊くらい読みふける月もあります。
「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」
読めばいいってもんじゃないので、「たくさん読めば面白いもの書ける!!」とは思いません。
大事なのは読んだ物語から何を拾うか、そして、心を揺さぶる物語に出会えるかどうかです。
そしてそういう意味でなら、たくさんの物語を読むことは発見や開拓、情熱に繋がるのでいいことです。
惰性でただ読んでいるだけなら比例せず、読む作品に真っ向から向き合って何かを得ようとするなら比例すると考えています。
あ、向き合い方も人や状況次第でして、肩肘張らずに作品を楽しむ方がいいものを得られる場合もよくありますよ!
「どんな本がお勧めですか?」
これはかなり迷いますねえ。好きな作家さんたくさんいるんで……。
とりあえず個人的には、川上稔さん(先生呼びがお好きではないらしいのでさん付けで)の作品群がオススメです。
ただし、やたらと分厚いので読む時は覚悟してください……(15年くらいファンしてる)
他には十文字青先生、道草家守先生などが私の中でオススメできる作家様ですね。本ではありませんが、この方々の作品はどれも面白いということです。
他にもかなりいるんですが、これ語り始めると相当長くなるのでこのあたりで……。
「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」
前の質問に対しても、「面白いにも色々ある」と言いましたが……やっぱり難しい問題ですね。
なにを『面白い』と捉えるかは人(読み手でも書き手でも)、時代(流行り)、そして書こうとしているジャンルにもよりますから。
しいて言えば、『今自分が書こうとしている作品はなにをどうすれば面白いのか』を状況によってきちんと捉える能力ですかねえ。
「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」
十年間、アマチュアお疲れ様。まだまだ伸びるから、プロになって新しい景色が見えたら、飛び込んでいこうね。
「どんな環境で書いていますか?」
基本的には家で、息子が寝たあととか。たまに喫茶店に行ってジュース飲みながらしてますよ。
使用しているのはスマホ、ポメラ、PC、果てはKindleといろいろです。手元にある機材で使えそうなものをなんでも使う感じです。
「どうやってネタを考えているの?」
基本いつでも考えてます。
なにか面白いことがあったり、ご飯食べたりしてるときでも、これ言語化できないもんかなーとか考えてます。
「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」
決まってますねえ。大事なところですから。
「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」
あー、ゲームとかミリタリとか、あと料理とか美味しいもの食べるのとか、ちょろっと散歩して景色見たりするの好きですので、そのあたりかなり入ってると思いますね。
趣味に限らず、自分を構成するあらゆるものは作品に影響があると思いますよー。




