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三木なずなさんに聞いてみた

著作

チェリッシュ! 妹が俺を愛しているどころか年上になった

アキハバラ・ライターズ・カルテット

リアルでレベル上げしたらほぼチートな人生になった

姫騎士とキャンピングカー

学園都市構想リボルト

くじ引き特賞:無双ハーレム権

賢者の教室~出席するだけでレベルアップ

マンガを読めるおれが世界最強 ~嫁達と過ごす気ままな生活~

進め!たかめ少女高雄ソライロデイズ。 - ガンガンONLINE(2016年5月19日 - 連載中)

笑顔で魔力チャージ~無限の魔力で異世界再生





作者 小説家になろうページ

http://mypage.syosetu.com/511777/

「まずはお名前をお願いします」


三木なずなと申します。

これはペンネームで、由来は声優・水樹奈々氏のアナグラム。


「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」


なろう書籍化する前にラノベ作家としてラブコメを二作上梓した。


「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」


10年間ラノベの新人賞に投稿し、担当編集の目に止まって、拾い上げでラノベ作家としてデビューした。

二作刊行した後になろうに投稿を始め、初投稿作品で書籍化した。


「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」


今も人気が出ているとは思っていない。

想像していた未来より上か下かということであれば、想像より下ということになる。


「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」


売りを考えずにただ書いてただけの、未熟な頃の作品だった。


「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」


メンタルが非常に弱く、心が折れやすい性格であるため。

エゴサなどは一切しないし、読者感想には目を通さないようにしている。

そのため自分に対する評価・評判は存じ上げない。

『一致しているかどうかは分からない』


「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」


赤松健先生が提唱する「赤松理論(楽しみ代)」というものを極端まで拡大解釈し、

『自分が死ぬほどつまらないと思うもの』を書くようにしている。


「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」


マンガは最低一日一冊、小説は週一冊ペースなので、30~40冊前後になる。


「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」


創作する上での武器にすると思って読めば読書量は武器になる、ただ娯楽として読んでいるのであればならないと考える。


「どんな本がお勧めですか?」


小説を書くのであれば小説以外の全ての本。

小説を読んで小説を書くのはよほどの天才でもない限り、大抵は既存のものの焼き直しにすぎないが、他ジャンルから取り込めば化学変化をおこす可能性が高くなる。


「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」


量をこなすこと。

あらゆる創作が大量にシリーズを立ち上げて上澄みのいくつか人気作品になるのと同じように、個人も大量に書けばいくつか人気作品になると考える。

また文章力・構成力は純粋なテクニックであり、テクニックであるのならは練習量や実戦の回数に比例すると考える。

数をこなした上で、すくい上げた上澄みが「質」となる。


「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」


ログラインを勉強しろ、好きな物を書くのをやめろ。

それか今すぐ作家を目指すのをやめろ。


「どんな環境で書いていますか?」


端末はファンレスパソコン、もしくは物理qwertyキーボード付きスマホ。

ソフトはATOK+テキストエディタ(アウトラインプロセッサ)。


「どうやってネタを考えているの?」


ブレインストーミングで数百個単位でネタ出しをして、上澄みをすくい上げる。


「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」


ログライン――「物語のコンセプトを一文で表すもの」をまず決める。

ログラインに沿っていれば後は自由にしている。

またそれをタイトルとしてわかりやすく読者に提示する。


「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」


趣味が作品に影響する可能性は大いにある。

従って「赤松理論」を実践するため、娯楽という意味合いの趣味はもたないようにして、創作の手段として趣味を選んでいる。

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