表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/67

井戸正善さんに聞いてみた

著作

呼び出された殺戮者1-5巻 以下続刊


作者 小説家になろうページ

http://mypage.syosetu.com/267281/


(お願い)

*質問内容には、すべてブッチャケちゃってください。

お答えするのに問題がありそうな項目は、お答えいただかなくて結構です。


「まずはお名前をお願いします」

井戸正善いどまさよしです。よろしくお願いします。


「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」

現代を舞台にした恋愛物や時代小説などを書いておりました。

唯一、近未来SF系ライトノベルを公募に出したことがありますが、掠りもしませんでした。


「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」

『呼び出された殺戮者』です。

コツコツ書いていたら、お声をかけていただいてHJノベルスからデビューできました。


「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」

いえ全く。基本のストーリーラインを壊していくニッチ狙いな作品でしたので、数百PV位見て貰えたら万々歳だと思っておりました。


「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」

 『異世界に無理やり呼び出されたからって、いうこと聞く必要ないよね?』という疑問を持った方に共感頂ければ、と。

 あとは悪い奴が主役だけれど嫌悪感は少なく、読み口がさっぱりしていることを目指しております。

 刀の立ち回りも楽しいよ、という時代物の宣伝も兼ねております。


「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」

 いくつか狙い通りの感想をいただきました。ありがたいことです。


「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」

 だらだらする部分を極力少なく、常にキャラクターそれぞれが何を考えて何を目的にしているかを意識するようにしています。


「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」

 資料本なども含めると五冊くらいです。


「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」

 関係無いと思います。

 読書をするのは基本を身に着ける一番手っ取り早い方法だとは思いますが、自分のように読んだ作品から影響を受けやすいタイプは逆効果になる時もありますから。


「どんな本がお勧めですか?」

 『ゑゐり庵綺譚』梶尾真治

  宇宙の蕎麦屋を舞台にしたオムニバスです。

 『死体入門』藤井司

  人は死んだらどうなるか、物質的な側面からの解説本です。とても参考になります。

 『剃刀』志賀直哉

  短編です。人間の精神と矜持。短いながらも色々と重くのしかかってくる作品です。

『アメリカン・サイコ』ブレット・イーストン・エリス

 エリートサラリーマンが持つ闇。時代と狂気が織り交ぜられた好きな本です。

『にぎやかな眠り』シャーロット・マクラウド

 ピーター・シャンディ教授シリーズは通して好きです。キャラクター性の強い、ライトノベル的な軽さと仕掛けの緻密さは脱帽します。

 ※敬称略


 その他解剖関係や死体関係、武器に関する物などは良く読みます。


「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」

 色々なものを忘れて没頭するほど書くことが好きでいること、でしょうか。


「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」

 色々言われるけれど、評価してくれる人もいるからとにかく書け。


「どんな環境で書いていますか?」

 『呼び出された殺戮者』を書き始めた当初は、ベッドに寝転がってノートパソコンで書いておりました。

 今は書斎でデスクトップか、自分の店の奥でノートパソコンを使っています。

 基本はワードです。


「どうやってネタを考えているの?」

 面白い状況や設定などを一枚絵で思い浮かべて、そこから膨らませていくことが多いです。

 殺戮者は道着を来た主人公がお姫様に刀を突きつけているシーンからイメージが広がって、プロットを作りました。


「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」

 誰が(何が)どう変化する(しない)か、をちゃんと決めてから書くようにしています。

 連続掲載している作品については、書く前に二行ほどのプロットをまず書き出してから肉づけするようにしています。


「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」

 人の生と死。人体の構造や死因などを知るのが好きです。あとは武道を少々。

 いずれも作品には強く影響していると思います。

 人と話をするのも好きで、気付くと何時間も話し合っていることもあります。元々、人間を書くのが苦手で、それを理由に十年以上断筆していたので、それを取り戻そうとしている部分も大きいかも。


 ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ