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夜之兎さんに聞いてみた

著作

『《Blade Online》』1-2巻発売中


著者ページ

http://mypage.syosetu.com/158856/

「まずはお名前をお願いします」


夜之兎です。

よろしくお願いします。


「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」


主に中二バトルや、ゾンビモノなどを書いていました。

作中で主要人物やヒロインがバッサバッサと死んでいく、なろうで書いている作品とは違ってかなりシビアで殺伐とした小説ばかりでした。


「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」


小説家になろう様の存在を知ってすぐに、こっそりと《Blade Online》を書き始めました。

連載開始からしばらくして、林檎プロモーション様から書籍化のお誘いを頂き、フリーダムノベル第一弾という形で、出版に至りました。

書籍化ってこれ現実かよ! と当時はかなり混乱してましたね。


「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」


日刊ランキングの下の方くらいには乗れるんじゃないか、という期待はしてました。

それが日刊上位に上ってしまい、マジかよ……度肝を抜かれた覚えがあります。


「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」


ハズレ武器を選んでしまった主人公が、一転攻勢して一気に強くなる、という不幸な状況からの脱却が売りかな、と思って書きました。

それから、感情移入出来るような、欠点を抱えた情けない主人公が、頑張って成長していく姿、というのもコンセプトにしています。

今連載中の作品も、同じコンセプトのもとで書いていますね。

あと主要人物が普通に死ぬのも売りです。押し売りします。


「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」


嬉しいことに、最初の展開を面白いと言ってくださる方は多かったです。

キャラが死んでしまった時も、思っていた以上に感想欄で反応があり、嬉しかったです。


「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」


プロットをしっかり作り、何回か見直しして自分で「面白い」と思えるような展開を書くように心がけています。

あとは読書をしたり、アニメや映画をよく視聴するように心がけ、見ている最中や見終わった後などに思い浮かんだアイディアは、すぐにメモ帳に書き込むようにしています。


「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」


小説と漫画、合わせて月二十冊くらいは読んでます。


「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」


比例はしないと思いますが、書く為の手助けにはなると思います。

自分の場合は世界観や展開に行き詰まった時などに、読んだ本から新しい発想を得られることが多いですね。


「どんな本がお勧めですか?」


完全に趣味ですが、

『戯言シリーズ』

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』

『絶深海のソラリス』

なんかがおすすめです。

人の生き死にが多く出てくる作品ですね。


「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」


①話を書き切る根気

②妥協せず、自分が満足出来るものを書く


だと思います。


面白い話を思いついても、最後まで書き切れなければ小説になりません。なので、取り敢えず書き切る根気は大切だと思います。


そして、書ききっても自分がつまらないと思ったら、読者の人を満足させる事は出来ないと思うんです。だから、そこで妥協せず、涙を飲んで書き直す事も必要なんじゃないでしょうか。


「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」


分かってるけど君は実にバカだな。

よく考え、よく見直し、よく情報収集し、それから行動に移さないと後悔するよ。

あと、英語をしっかりと勉強しよう。なんだあのタイトル。


「どんな環境で書いていますか?」


自室のデスクトップパソコンでカタカタ書いてます。

最近ポメラを買ったので、喫茶店に書きに行ったりするのですが、脅威のエンカウント率で知り合いと出会あうので、やっぱり自室で書いてます。


「どうやってネタを考えているの?」


筋トレ中、ウォーキング中、ジョギング中、就寝前などにハッと思い付いた事をメモにまとめる。

もしくは、本やアニメなどから得た発想をメモ帳にまとめる。

とにかく「使える」と思った物はネタ帳にまとめ、後からそれを組み合わせたり、改良などして、自分の小説に使えるように仕上げています。


「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」


思いついたネタから世界観や、やりたい展開などを膨らませていって、ある程度形になったらプロットを組み上げて、そこから更に一話一話の詳細なプロットを作ってから、執筆に入ります。

ただWeb版の《Blade Online》は一切プロットを作ってませんでした。大まかな展開を頭に入れておき、そこに至るために一話一話を書き上げていく感じでした。

このやり方でも一応書けるのですが、やはりプロットとして構成を明確にしておいた方が、矛盾が起きないし、後から上手く改良を加える事ができるので、最近では話を書く上でプロットは作るようにしています、


「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」


筋トレやジョギングが趣味なのですが、影響してます。

体の仕組みやトレーニング方法などは執筆の参考になりますし、体を動かしているとネタが思いつくこともあります。


以上です。

ありがとうございました。

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