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日向夏さんに聞いてみた

ヒーロー文庫の先輩、日向夏さんに聞いてみました。


著作

『薬屋のひとりごと』2015/1/31 2巻発売!

『路地裏の精霊姫』

『緋凰仙華 いつわり仙女は拘束中』

『トネリコの王』1-2巻


著者ページ

http://mypage.syosetu.com/183213/

「まずはお名前をお願いします」

・日向夏です、以前はうりぼうと名乗っていました。


「書籍化作品までにどんなジャンルの作品を書かれていましたか?」

・偏りなくいろんなものを書いていたような、一番多いのはホラーな気がします。


「デビュー作と、その経緯など。どのような形でデビューが決まりましたか?」

・薬屋のひとりごとです、ありがたいことにお声をかけていただきました。


「デビュー作を書き始めた時、ぶっちゃけ今みたいな人気がでると思っていました?」

・自分としてはおもしろいけど、それが他の人にとって同じとは思いませんでしたね。自分と同じ感性の人なら気に入ってもらえるかな、くらいです。


「どんな点を売りにしようと思って書きましたか?」

・薬屋でいえば、一応推理ジャンルですが、売りはよいこの科学です。ええ、カテエラですとも。


「周囲の評価、評判は、その売りと一致しましたか?」

・男性のかたは比較的そういうネタに食いついたかなと思います。女性のかたはどちらかといえば恋愛方面押しというような感じでしたね。


「普段から、面白いものを書くためにどんな工夫をしていますか?」

・できるだけ、読み手を驚かせるようにしてます。最初にオチを一個用意しておいて、それで一本話をかけたあとにもう一個どんでん返すオチをつけくわえたり。でも、何パーセントかの勘のいい人は気づくかなというヒントも残すようにしてます。


「読書はどれぐらいの頻度で読んでいますか? 月に何冊ぐらい」

・20~200くらい、九割漫画。


「読書量は書く際の面白さに比例すると思いますか?」

・読書というより知識は作用するかなと思います。あるだけで書く幅は増えますので。


「どんな本がお勧めですか?」

・自分の作品もかなり影響を受けているのですが酒見賢一先生の「後宮小説」はおすすめです。


「面白いものを書くために必要な質って何が考えられますか?」

・それは私も知りたいです。ただ、物語は見たことない世界をわくわくするものだと思うので、そこにしか存在しない世界が書けたらいいなと思います。


「デビュー後の今、デビュー前の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを言いますか?」

・一か月ってけっこう早いよ。


「どんな環境で書いていますか?」

・デスクトップパソコンで膝に猫をのせながら書いてます。


「どうやってネタを考えているの?」

・ひたすら情報をかき集める→頭が痛くなるまで集める→ぐっすり寝る→なんかそれっぽい夢を見る→不条理な部分を取り除き、物語に仕上げる。

全部ではないですけど、一、二割はこんな感じでネタにしていたりします。おすすめできません。残りは普通に考えたり、なんかぼうっとしていたら思いついたりします。


「自分の中で小説の書き方の軸は決まってますか?」

・逆に軸を持たないようにいろんな書き方をしている最中です。


「読書以外の趣味と、その趣味が作品へ影響している可能性はありますか?」

・元々モノづくりが好きなので、物書きもその延長ですね。そう考えると何かを作ること自体が作品へ影響していると思います。料理にしろ、絵にしろ、工作にしろ。たまたま、何か作ろうというのが今は文字として出力しているだけなので、そういう意味では読書以外のものの経験のほうが影響を多く与えていると思います。

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