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プロローグ

言葉や表現がおかしい時があると思います。

その時はご指摘お願いします。

…あ、でも優しくしてね?

厳しすぎると…更新がなくなるかもしれない…。

ちなみに感想を貰えると中の人が泣いて喜びます。

 ……知ってる? あの霊園にある森の道。

 あの道さ、左に行けるけれど真っ直ぐしか行かないよね。

左に曲がる道を行くとね……。

 もう所々コンクリートが壊れて降りずらい階段があってね。

そこを降りていくと、左しか道がないんだけれど……右の道が出来ている時があるんだって。


 その道に先は魔女がいて、魔女と遊ぶことになるの。

命がけの鬼ごっこ。勝てば願いが叶う。

 でも、負けたら……殺されるんだって。


「という訳で!我らオカルト部は、その魔女の道へ乗り込もうではないか!」


 牛乳瓶の底にそっくりなぐるぐるメガネを付けた学ランの少年が言った。

「おー!」と歓声と拍手があがった。


 彼の名前は、東条学(とうじょうまなぶ)

何故、ぐるぐるメガネなんて付けているのかと聞いたら女子にモテるからだそうだ。

 今は女よりオカルトに集中したいんだと。イケメンかよ。くそが。

成績優秀、運動神経は皆無。


「面白そう!ねっ。夜斗(やと)!」


 俺に話しかけるポニーテールの健康的な小麦色の肌をした少女は

俺の双子の妹、(あかつき)ひなた。

成績はダメだが、運動神経は抜群で元陸上部。毎年運動会では1位を取っている。

見た目も性格も良く、男子が密かにやっている女子ランキング1位だ。

 唯一、悪いと言えばオカルト好きな所だろうか。


 一方、俺はというと、成績も運動も普通。イケメンでもなんでもない。

平凡な男だ。オカルト部は、部員10人じゃないとダメだと先生に言われて

ひなたに無理矢理入部させられた。俺は幽霊とか魔女とかいないと思っている。


「興味ない。それよりも、明日テストだろ? 勉強したのか?」

「いいの! なんとかなるもん! それよりも、魔女の道行こうよ! やーとー!」


 シャーペンを持っている右腕を掴んで揺らしてくる。勉強できない。


「いかない。いつも、ひなたは赤点ギリギリなんだから明日こそ取るぞ、赤点」


 ぺんっ。と、さっきまで勉強に使っていた教科書を使って頭を軽く叩いた。


「うっ。絶対大丈夫! ギリギリで赤点回避してるもの!」


 叩かれた頭を抑えて、そう言った。


「それならいいけど。さっさと見て帰って来いよ。

親にはうまく言っておくから」


 両親は娘がそんな場所に行くのを許さない。

そりゃそうだ。俺だって行かせたくない。

 だが、俺がそう言っても素直に聞く奴でもない。

両親に言ったら凄い剣幕で怒られて、しばらく無視されるのがひなたのパターンだとわかっている。


「うん! ありがとう、夜斗! 大好きっ!」


 そう言って、ひなたはハグしてくる。いつものことだが動揺するからやめてくれ。他の部員みてるだろ。


「あ、ああ、気を付けてな」


 ひなたは、他のオカルト部の仲間8人と一緒に噂の魔女の道へと行くことになった。


 ──俺は、この行動を後悔することになる。

どうして、止めなかったのか。

例え、止められなくても付いていけば良かったと──

ちなみに夜斗くんたちは、中学2年生です。

小説の話に入れられなかったので…。

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