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第4章 斑鳩周辺 3 松尾寺
大和郡山駅で降りて小泉駅東口行きのバスに25分ほど乗り、
松尾寺口で降りて、
松尾山に向かって登りの道を歩くこと30分で着きます。
このお寺は、
718(養老2)年に天武天皇の皇子・舎人親王が
42歳の厄除けしたとの寺伝で日本最古の厄除け寺とされ、
江戸時代から民間信仰を集め、
現在でも「まつのおさん詣り」として
厄除けのための参詣が多いそうです。
修験道との関係も深く、
境内の行者堂には、
役行者像が安置されているのですが、
飛鳥時代から奈良時代の実在の人物で、
修験道の開祖とされていて、
奈良を中心として関わったとされるお寺は実に多いですね。
確かに日本一大きな像と言われるだけあって
堂々として迫力があるお像です。
となりの小さなお堂では七福神が祭られていますが、
大黒天だけは本来のインドの神である姿を残されていて、
見応えがあります。
このお寺のご本尊の木造千手観音立像は
厄除観音(鎌倉時代の作。県の重要文化財指定)と呼ばれ
信仰を集めていますが、
秘仏となっており、毎年11月3日のみ開扉されるというのです。




