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第3章 西の京 4 唐招提寺

唐招提寺はいまさら言うまでもなく

西の京にある、

鑑真大和上により天平宝字3年(759)に創建された、

南都六宗の一つである律宗の総本山です。


井上靖氏の小説「天平の甍」の呼び名で

親しまれている「金堂」(国宝)は、

平安・鎌倉・江戸・明治時代と

過去4回の大修理が行われてきたそうですが、

平成12年(2000)から

「金堂平成大修理事業」が行われ

10年近くその姿を見ることができませんでした。

それがようやく完成し

落慶法要が行われました。


金堂はいわゆる天平の甍で、エンタシスの柱に特徴がある美しいお堂です。

ここに安置されている、

像高3mを越える大きな乾漆盧舎那仏坐像

そして両側の乾漆千手観音立像

と乾漆薬師如来立像(共に国宝)が

昔と変わらないお姿で並んでおられます。

いつみても自然に手を合わせたくなる

いいお姿です。

堂内にはいつもどおり

国宝の木造梵天、帝釈天立像、木造四天王立像など

等身大の仏様たちも揃っておられます。


そのあと、講堂や

静かな林に囲まれた鑑真和上廟所を回るといいですね。


またその付近に

御影堂がありますが、

天平時代の鑑真和上坐像(国宝)が安置されていて、

東山魁夷作の壁画があり、

開山忌を中心に3日間のみ

一般公開されるところで、

普通では入れないところです。


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