第一話 始まり。
こんにちは!ナルロコシーです!今回デビューです!よろしくお願いします。
「特性が覚醒したら最強になれるだけど、覚醒条件むずすぎる!」
そのタイトルは、転移者である俺、カイト・アサヒナの現状を正確に表していた。
平凡なサラリーマンだった俺がこの剣と魔法の異世界「アストラ」に召喚された時、女神様は俺にこう告げた。「あなたの固有特性『無限の可能性』は、覚醒すれば世界を凌駕する力を持ちます。ただし、その覚醒条件は非常に特殊で……」
その時、俺は自分が最強になれると聞いて舞い上がっていたため、覚醒条件の詳細をあまり気に留めていなかった。しかし、この世界に来て半年、俺は絶望的な現実に直面していた。
他の転移者たちがチート級のスキルで名を上げ、貴族の娘と結婚してハーレムを作っている中、俺の初期ステータスは「一般人以下」。特性は覚醒していないため、ただの役立たずだ。
そして、判明した覚醒条件がこれだ。
【覚醒条件:無限の可能性】
世界樹の頂上で、満月の夜明けに、古代種のドラゴンの鱗を煎じて作った薬を飲みながら、伝説級の聖剣で自分の小指の爪を切る。
古代魔族の王が封印されているダンジョンの最深部で、封印を解かずに王の質問に100連続で正解する。
世界中の全ての国の王様に「お前が一番偉い」と認めさせる。
その他、常人には達成不可能な条件が全100項目。
注:全ての条件を順不同で達成する必要がある。
無理ゲーにも程がある!
俺は辺境の村で、木こりのアルバイトをしながら途方に暮れていた。今日も今日とて、ゴブリンすら倒せない非力な自分にため息をつく。
「はぁ……世界樹の頂上ってどこだよ……」
そんなある日、森で巨大な魔物に襲われている一人の少女を助けた。彼女は伝説の「予言の巫女」であり、俺の特性の覚醒条件を知る唯一の人物だった。
「カイトさん、あなたの特性は世界を救う鍵です。条件は困難ですが、私がお手伝いします」
こうして、俺の(無理すぎる)覚醒条件達成に向けた、泥臭く、そして奇妙な冒険が幕を開けた。最強への道は遠く険しいが、俺は諦めない。いつか必ず覚醒して、この世界で最強になってやる!
どうでしたか?楽しんでいただけたら幸いです。
ストックがあるので今日中に出します!




