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カレーかトンカツか、佐藤さんはすべてお見通し

「神対応の佐藤さん」が登場。(もともといた人です。)

単に“気が利く”で終わらせず、ちょっと奇跡的で予想外展開

ひと味違う世界。


昼の混み始めた食堂。


前に立ったのは、少し気弱そうな青年・橋本くん。

今日のランチに迷っていた。いや、いつもか。


「うーん……カレー……いや、トンカツ……」


列が進む。後ろも詰まる。

厨房口に立った橋本くんはついに決断できず、


「……えっと、まだ……その、カレー…? いや、トンカ……あの……」


後続のプレッシャーも


そのとき厨房長の佐藤さんがすっと前に出た。

涼しい顔で、にっこり微笑み、こう言った。


「カツカレー、中盛りひとつですね。」


周囲が「おおっ」とどよめく中、佐藤さんは静かに厨房に向かい、

完璧なタイミングで揚げたカツをカレーの海に着水させた。


「迷ってたんですよね? 胃袋はもう、答え出してましたよ」


橋本くん、驚きと感動で思わずつぶやく。


「これが…神対応……」


後日、彼は社内チャットにこう書いた。


《厨房長の佐藤さん、エスパー説ある》


■あとがき:

真のプロとは、言葉よりも先に気持ちを汲む人のこと。

佐藤さんの“黙って差し出す最適解”は、ただの食事以上の温かさを持っていた。


迷える者にカツカレーを。

それが、今日の正義。

明日も更新いたします。ぜひ見に来てください。

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