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聖剣と勇者と断罪と〜女の私が抜いてしまいました!大変です……どうしましょう(泣き)!?〜  作者: みけ猫 ミイミ
第一章《イオヌス国編》

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談話と魔族の本拠地ダークベルム

このあとどう行動するのかをセアネシェレ達は話し合っていた……。

 セアネシェレ達は、これからの行動を話し合っていた。


「ハルナシアの方はエミネが魔道具で監視しているから大丈夫だ。そうなるとイオヌスから出て他に行くか?」

「その方がいいのでしょう。ですが他の国と云っても何処に行くつもりですか?」

「少し歩くがクエシェッグ国なんてどうだ?」


 そう言われセアネシェレとエミネデウスは、どう云う国なのか分からず首を傾げる。

 国名を聞きジンフェルスは口角を上げ笑みを浮かべた。


「あの国は、ここよりも自然が多かったな。それに他国の者を庇まない」

「ああ、そういう事だ。ジンフェルス、お前も知ってたとはな」

「当然だ。レンヴィーノをおっ……が里を出てから暫くしてオレもでた。それから各地をまわりクエシェッグに何年か滞在してたからな」


 なるほどと頷きレンヴィーノはジンフェルスを見据える。


「なんか言いかけたようだが……まあいいか。じゃあオレよりも詳しいな。オレは、あの国には数ヶ月しか滞在したことがない」

「数ヶ月でも居れば十分、分かってるんじゃないのか?」

「どうだろうな……全部の町や村を渡り歩いた訳じゃねえし」


 何かを思い出したかのようにレンヴィーノは遠くをみつめた。


「そうなのですね。どんな所なのかしら……楽しみだわ」

「他国を渡り歩く、いいですね。これからは私もそれができる……楽しみしかありません」

「二人共……旅行じゃねえぞ。特にセアネ、お前は早急に覚醒しなきゃならねえんだからな」


 コクリと首を縦に振りセアネシェレは真剣な表情でレンヴィーノをみる。


「分かっていますわ。ですが折角の旅ですし少しは楽しみたい」

「真顔で言うことじゃねえぞ。まあ、でも……そうだな。何時何があるか分からねえ。楽しめる時に、そうした方がいいのかもだ」

「それでいいと思いますよ。では荷物などを取りに一度もどりましょう」


 エミネデウスに言われセアネシェレとレンヴィーノは頷いた。


「荷物を取って来たら、もう一度ここに集まってくれ」


 それを聞きセアネシェレとレンヴィーノとエミネデウスは頷いたあと建物を出て宿屋に向かう。

 その間ジンフェルスは自分の荷物のいる物といらない物を仕分けしてリュックに纏め入れた。

 荷物を纏めている時のジンフェルスの表情は、ニヤニヤと緩んでいる。余程、一緒に旅ができるのが嬉しいらしい。

 荷物を纏め終えるとジンフェルスはセアネシェレ達がくるのを椅子に座り待っていた。


 ✦*✦*✦


 この世界にはエヴェルデストと云う小さな大陸が南南東にある。その大陸には険しい山や岩が多いのだ。

 そのためか普通の人間は住むことができない。いや住もうと思う者がいないだけだ。

 食に関しても人間の食べられるような物が数多くはないのも理由にある。

 それに周囲の空は何時も暗く、どんよりとした雲で埋め尽くされていた。

 この大陸の中央の山の麓には岩でできた大きなドーム状の施設らしき物が立っている。

 その建物内は洞窟や神殿のような造りになっていて魔族が住んでいた。いや魔族に加担する種族もここにいる。

 因みに、ここはゼウバゲスと云う魔族国のダークベルムと云う名の神殿のような建物だ。

 建物の地下には祭壇がある。そう魔王が復活するとされている祭壇だ。だが、その祭壇は三代目の勇者により封印されていた。


 そしてダークベルム内にある教会のような場所の一室では二名の魔族と一人の人間が話をしている。

 そう、ロべルイドとアラクネスで魔族の一人がベゼグルフ・デバイアスだ。


 因みにベゼグルフの髪は銀に黄緑がかった黄緑銀か? とにかくサラサラしていて風になびいた髪は優しく煌めく。

 魔族界の貴公子と云っても過言ではないほどのイケメンだ。

 魔族にしておくのが勿体ないと言ってもいいだろう。


 現在、三人は石でできた椅子に座り話をしている。


「ベゼグルフ様、復活おめでとうございます。私はロべルイド・カルキリアと申し魔王さまの復活を願う者」

「うむ、だいたいのことはアラクネスに聞いている。だが俺は魔王さまの復活など、どうでもいい」

「相変わらずね。まあ昔から魔王さまに対抗しようとしていたから仕方ないわ」


 二人の会話を聞いていたロべルイドは困惑していた。

 九帝魔族の二人が、こんな感じで本当に世界を滅ぼすことができるのかと思考を巡らせる。


「そういう事だ。それよりもロべルイド、仮面をしていないと落ち着かないか何かか?」

「いえ……そういう訳ではありません。ですが今は……。失礼かと思われますが、お許しくださいませ」

「と、いう事は……あとで明かすって訳か。まあいい……それよりも、レンヴィーノの匂いがする」


 それを聞きアラクネスは先程までのことを説明した。


「なるほど……覚醒前の勇者にレンヴィーノか、これは面白くなりそうだ」


 何かを思いついたらしくベゼグルフは、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる。

 そして、その後も三人は話をしていたのだった。

読んで頂きありがとうございます(^^)/


さて、この章も残り僅かでございます。

魔王嫌いの魔族であるベゼグルフ。只、対抗してたと思えない。それにイケメンだしね( ̄▽ ̄;)

それにしてもベゼグルフは何を思い付いたのか? それは恐らく次話で明かされる可能性がある( *´艸`)


と、いう事で……(=゜ω゜)ノ


では、次話もよろしくお願い(#^.^#)

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