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夜の視界

作者: しゃん

自粛期間長引くと、アイデア浮かびませんね。ってことでベランダから外眺めて書いてみました。

1、2、3、、、





ベランダで煙草を吸いながら、すぐ下の高速道路を流れる大型トラックの数を数える。

それが私のナイトルーティーン。








なんて言うのをかっこいいと思っていた私はもういない。




ケンジに同棲解消を告げられ、気づけば家電も無くなっていた。

ヤカンとライターが残っていたのが救いだ。


あらやだ。私悲劇のヒロインみたい。








なんて浮かれてられるのもあと数日。

知らない人から見たら私は被害者のように見られるかもしれないが、すべて私のずぼらさが招いた結果だ。

残りの貯金と、怠惰イズマイライフでの日々の出費を暗算すると、やっぱりあと数日しか生きられない。






煙草のペースも少なくしないと。


  





なんて私らしくない。



ミキヨがトラックの台数を忘れた頃、タカフミはサービスエリアで缶コーヒーで火傷しかけていた。




熱っ⁉︎




夜とはいえ、同類のドライバーからの視線を集めているようで恥ずかしい。


あ、、、


そこでタカフミは気づいた。








今日久々に仕事以外で声を出したことを。














タカフミがトラックに乗り込み仕事に気合を入れたころ、ようたはおねしょした。

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