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懲りない人達  作者: りく
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留置所

留置所に入って直ぐに呼ばれ別室に行った。カバンの中の物をドンドン出して1つ1つメモを取る。私は『それ、ゴミだから書かなくて良くない?』と言ったが『後で無くなったって言われたら困るから』私は『薬は?』と聞いた。『薬は預かります。所轄の刑事が病院から薬を貰いに行くから、それから時間になれば薬を渡します』と言われ薬も袋に入れた。カバンに財布は入って無かった。旦那に預けて来たから。携帯電話も普通に電源を切るのでは無くバッテリーを外して袋に入れる。私は3千円だけ持っていた。それで、洗剤。歯ブラシ。歯磨き粉。石鹸。シャンプー。タバコ。ボールペン。ノートを買った。そんな作業が終わると『今から354番と呼びます』 と言って私をロッカーに連れて行き持って来ていた着替えを入れた。全部に354と書いてあった。私は帰ったら使えないな…と思った。

354と書いてあるスリッパに履き替え、留置所の中に入った。すると…『354番やり直し!』と言われた。ん?何を?と思いスリッパを見ると入った方向に私のスリッパだけが前だった。なるほど!私はスリッパの向きを変え綺麗に揃えた。

『これで正しい?』私は聞いた。敬語なんて使わない。任意受けないから逮捕状出されただけだから私は悪いと言う気持ちがなかったからだ。私が入った部屋には1人だけが居た。私が入り2人になったが基本は3人で5部屋あった。ほぼ満員だった…。

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