表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
懲りない人達  作者: りく
4/33

精神科

私の隣の檻には、ずっと叫んでる人が居た。歳までは見えないから分からなかったけど男の声だった。私は小さな布団で寝ようと思ったが叫び声がうるさくて寝れない。私は柵をガンガン蹴り『うるさい!黙れ!』と言い続けたが叫び声は一切治らない。すると、別の隣から『無理ですよ。寝るまで叫び続けるから』と私に柵越しで話し掛けてきた。私は真ん中の部屋に入れられた様だった。顔は見えないが柵越しに話し掛けた。その人はアルコール依存で入ってた。歳は、まだ30代。柵越しに色々話をしていた。

『何で入院したの?』

『知らない。無理矢理勝手に入れられた。警察からね』

そんな話をしていたら私の部屋のドアの鍵が開いた。看護師が『先生から話があるみたいなんで出て来て着いて来て下さい』私は言われるまま着いて行った。

普通の診察室みたいな感じだった。机の前の椅子に男の先生が座り、その横の棚に男の看護師が居た。看護師は私を、ずっと睨んでいる。私は睨み返した。

先生は『俺が助けてあげるから大丈夫』と何故か自信満々で言ってきた。私は

『頼んでないけど?勝手な事しないでほしいんだよね?私には、主治医がいるから、貴方に助けて貰おうなんて考えて無いし…』正直な気持ちを伝えた。すると先生は『お前!調子にのるなよ!日曜なのに、お前の為に診てやってるのに何様だ!』私は逆に『誰が頼んだ?偉そうに話かけるな!』と文句を言った。それからは医者と患者では無く、只の他人との口喧嘩になっていた。すると横に居た男の看護師が『病気のくせに偉そうに言うな!』と文句を言って来た。私は何度も『頼んで無いのに偉そうに話かけるな!』と先生&看護師と口喧嘩をしていた。私は頭に来すぎて『ここに無理矢理連れて来られ、上から目線の奴等と話すぐらいなら死んだ方がマシ!』と言って窓に向かって走った。その瞬間、男の看護師が沢山来て私の手と足を持ち、さっき居た部屋に入れられた…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ