表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
懲りない人達  作者: りく
14/33

検事調べ

検事調べ。は前の日の夜に看守から聞かされる。『354番、明日10時に検事調べだから』と言われた。あの嫌な検事に会うかと思うとゾッとする。私には、あのタイプは苦手だ。嫌だなぁ…。

次の朝、看守が私を呼んだ。また別の部屋で手錠を掛けられ紐で腰を巻いて後から紐を持たれる。護送車には検事局と警察担当の婦人警官がいる。女性だけの日もあれば男女一緒の時もある。男が一緒だとカーテンで顔を隠す。私の隣には婦人警官が座る。婦人警官とは普通に話をする。話すと言っても天気の話ばかりだ。夏だったから外は暑いのか?とか正直、どうでも良い話だ。車で5分掛からない検事局だから話は、それだけで終了。

検事局で待つ時間が1番長い。他に女性が居れば話も出来るが1人だと長く感じる。

私は、やっと呼ばれ手錠を掛けられ検事室に入った。あれ?顔が違う?

『殺人未遂なので主任検事の私に回って来ました』と言われた。私は少しホッとした。前の検事より全然こっちの方がマシだと思った。でも主任検事にしては…どこかの会社のオッサンみたいだった。

『言いたい事はありますか?』検事が私に聞いてきた。私は『無罪。任意断ったら逮捕って、おかしくないですか?』と普通に言った。検事は唖然としている。

『確か精神通院してましたよね?』と聞いた。私は『だから何ですか?』逆に聞き返した。検事は、この時の私が普通じゃないと判断した様で病気になった理由を尋ねた…最初の検事調べは私の病気の話で終了した。

帰りに婦人警官が『検事が変わって良かったね。前の検事とは合わなかったでしょう』と私に言った。私は『ですね。でも今日の検事も何か変じゃないですか?』と聞いてみたが…そこは無言で終わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ