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懲りない人達  作者: りく
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留置所生活

朝は6時起床。看守が電気をつける。直ぐに布団を畳み柵側に正座をする。点呼が始まる。自分の番号を呼ばれたら返事をする声が小さければやり直し。それから布団と座布団を入れ替え、洗顔と歯磨きをするが…やはり身体検査をする。朝食が終わり房の掃除が終わると看守が新聞を読むか聞いてくる。逮捕の次の日の新聞には切り抜かれた場所があった。これは新聞に事件が載ってる人が、この房に居ると分かるからだ。私は自分の事件が新聞に載ったと分かった…。もちろん他の房の人にも分かる事。新聞に載る様な事件を起こした人と思われるが名前を伏せると言うのが1番の理由だ。

しばらくして、お風呂の時間が来た…。お風呂は8人だった。シャワー6つに洗面器が2つ。2人は風呂のお湯で身体と髪を洗う様になっていた。時間は15分。タオル1枚で身体を洗い、そのタオルを絞り身体や髪を拭く。これを15分以内にするのは大変だけど、慣れてしまえば時間内に終わらせる事が出来る。

その後に運動と呼んでいるが…タバコを吸う時間が与えられていた。1日2本。タバコを吸う私に取っては貴重な時間。タバコを吸う人達は、この時間を大切に使う。何故なら…他の房の人と話が出来る時間だから。私は留置所では有名になっていた。新聞が切り取られ、自分の房にある札には赤札で番号が書かれていたからだ。赤札の意味は面会禁止。覚醒剤で捕まった人には私が何をしたのか興味深い相手だからだ。タバコを吸ってると皆、私に『何で捕まったの?』と聞いてきた。私は正直に言う。『任意受けないから逮捕状?警察らしいよね』なんて前科11犯の人から言われた事を今でも覚えている。その人は県では有名な女性No.1の売人だったからだ…。

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