表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
懲りない人達  作者: りく
1/33

任意同行

夜中の3時ぐらいだっただろう…。

私は任意で警察署の取調べ室に居た。

アルコール検査を受けたが全く反応が出なかった。1時ぐらいまで私は飲んでたけど…全くアルコール反応が出なかった。アルコール反応は人それぞれ違うとは聞いていたが、全く出ない私の身体は凄い!と勝手に1人で喜んでいた。

それから写真を撮られたり指紋を取られたりした後に取調べ室で私は『まだ帰れないの?』と刑事に言ったが刑事は『署長が来るまで待ってて』と言われた。『署長は何時に来るの?』私は刑事に問いかけた。刑事は『朝8時かな?』と、普通に言った。警察の問題はニュースで良く見ていたが…まさか事件が起きても署長が来ない。普通の出勤。あり得るのか?

私は『睡眠薬飲んで寝て待ってて良い?』と刑事に聞いた。刑事は『それは、ちょっと…』と、言いながらお茶を持って来た。私はバックから睡眠薬を出して飲んだ。睡魔が襲う

…『起きてますか?』刑事が話し掛ける。

睡魔が来る度に刑事は話し掛ける。私は、また睡眠薬を飲む。その繰り返しをずっとしていた。

私は警察に間違いで呼び出され録音した被害者のニュースを思い出し携帯を取って録音を押し『任意ですよね?帰る権利ありますよね?』と録音しながら刑事に問いかけた。

刑事もバカじゃない。取調べ室に入らず一言も話さない。私は取調べ室から出て『任意なんで帰ります』と部屋を出ようとした。刑事は取調べ室の前に5、6人で私を部屋から出さない様に囲む。録音してるから一言も話さない。私は『任意同行で帰ろうとしてるのに囲まれ部屋から出れない。これが警察の遣り方です』と録音してる携帯に話し掛けていた…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ