表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

師匠が持ってきた重要な話


「師匠出掛けるって言ってからもうかなり時間経ってるよな。おせ~」俺が呟く。

「おせ~」黒崎が続ける。そうやってぶつぶつ文句を言っていると

「ただいま!」物凄い剣幕師匠が帰ってきた。

「お前らなら出来る!いける!よな…とにかくだ!私は信じているぞ!」

そう言っている師匠の目は潤んでいる。


「落ち着いてください!どうしたんですか?」俺は師匠を落ち着かせる。

「悪い、実は今日魔術会議でな…とある魔法使いと喧嘩してしまってな。」

ちなみに魔術会議とはこの世界の優れた魔法使いで行われる会議。と師匠から聞かされている。


「その魔法使いって?」黒崎は質問する。

「グランだ。」

「グランって誰?」「私も詳しく知らないけど師匠と同じ位かそれ以上に強い人だって前師匠が言ってた。」

「でもその人が俺達に何の関係があるの?」今度は俺が質問する。


「ああ、関係ある。実はな、弟子同士で戦ってどちらが優秀な弟子かはっきりさせることになってしまった。期限は一週間後。私の威厳がこの勝負にかかっている!」


「はぁ!?あ、でもこっちにはチート能力持った黒崎が居るから行けるんじゃないか?な、黒崎!」

「私…コノ世界来てマダソンナ経っていない、無理。本番弱い。ソレタクミ一番ワカル」

そう忘れていたが黒崎のメンタルは豆腐だった!


「黒崎しっかりしろよ!」俺は黒崎を揺さぶるが返事は無い。ただの屍のようだ。

そうしてこの日の夜は過ぎたのだった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ