表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/148

92話

 その後は、ゴブリンを見かけなくなった。

 ゴブリンは、ガールと名乗るモンスターの仲間ではなかったのかな?

 

 「ゴブリン出なくなったけど、こっちであってるよな。」


 「・・・おお、合ってるはず。」


 何か一瞬反応が遅れたけど本当に大丈夫なんだろうか。

 俺には、もうどっちが東か、分からなくなった。

 そういえば、この世界には方位磁針的なものはないのだろうか?

 

 それからしばらくして、やっと目的の洞窟についた。


 「意外と遠かったな」


 「ああ、遠かった。」


 出発してどのくらいたっただろうか。

 さてついたはいいが、コッカらどうするべきか。

 

 「さて、どうするのがいいんだ。」


 「どうするかって、ここまできたんだ、助けに着たんだろ。・・・で、誰を助けにきたんだっけ。」


 「誰って、決まってるじゃないか。・・・」


 あ、名前聞いてなかったな。

 とりあいず、適当な名前で呼んでおこう。

 

 「あのキズグスリさんだよ。」


 「それ絶対、違うだろ。そんな名前の奴居るわけないだろ。」


 適当に名前言ったのばれてしまった。

 まぁばれるよね。

 キズグスリなんて名前で呼ばれる人なんているわけないからな。


 「まぁ名前なんて助けた後、聞けばいいさ」


 「で、どうやって助けだせばいいんだ。救出なんてやったことないからな。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ