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90話

 かがんだ状態で、ゆっくり全身していく。

 ぶっちゃけ丸見えだと思うが、なぜかばれていなかった。

 もしかして立ったまま寝ているのだろうか。


 「そーと、そーと、」


 静かにしないといけないのに、これ口に出したらだめなセリフか。

 さて一歩づつ、抜き足、差し足、忍び足で進んでいる。

 だが致命的な問題。ジャックの鎧の音がなっている。

 それでもばれる前に出来る限り、近づきたいものだ。

 近づいて気が付いたのだが、ゴブリンの近くに何かおいてある。

 あれは、武器か。

 そういえば、初日に武器を持ったゴブリンの討伐のクエストがあったようなきがする。

 確か一匹いくらだっけ?

 クエストを受ける気がなかったが、確かそこまで高くなかったような気がする。

 それでも初心者冒険者では勝てないとか、受付の人が言ってたような気がするんですが、俺に倒すことが出来るのか。

 まぁ今更、やめるとかできないよな。

 

 あと5歩くらいで攻撃が届く距離まで近づいた。

 その時である。

 ゴブリンの顔が動き俺と目があった。

 ゴブリンは、やはり寝ていたのか、一瞬止まったようなきがする。


 「ばれた、突っ込むぞ。」


 ジャックは、その瞬間走り出した。

 鎧の音がなる。

 ジャックさえ居なければ、攻撃するまで寝ていたのにな。

 そう思いつつ、短剣を右のゴブリンののど元に突き刺した。


 


 

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