表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/148

82話

 初めて村の東側にでた。

 東側は、なんか草原のようになっていた。

 南側とは雰囲気が結構違うな。

 で、肝心の洞窟は見える範囲にない。

 

 「そういえば、洞窟までってどのくらい掛るんだ。」


 「いや、俺も行ったことないから分からない。」


 「え、行ったことないのに場所分かるのか?」


 二人で行こうって誘っといて行ったことないかよ。

 

 「こっち方面には、今まで用がなかったからな。見てのとおり何もない草原だし。だが、噂には聞いている。町からまっすぐ行けば小さな洞窟がある言う噂だ。」


 「真っ直ぐって、そんな分かりやすい場所にあるのか。」


 「ああ、誰がどんな目的で掘ったのか、それとも自然に出来たのかは分からないが、小さな洞窟があるらしい。特に価値の鉱石が取れるわけでもないから誰も近寄らないらしい。」


 「その噂が嘘ってことは。」


 「そんな、どうでもいいような嘘を広めても誰も得しないだろうから多分あってるはずだ。」


 「たぶんかぁ、今なら引き返して洞窟に言ったことのある人に聞いたほうがいいんじゃないか。」


 今の時間なら、ぎりぎりギルドの食堂か、入り口のテーブルとかに人が残ってるかもしれない。


 「おい、それじゃあ遅くなるだろ。」


 「そうか、助けにいくなら速いほうがいいか。」


 「そうだ、早くしないと他の人が助け出すかもしれないだろ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ