79話
「ジャック、正直俺達二人じゃあ、きついと思う。」
「なぜだ?」
なぜ、そんなに堂々と言えるんだよ。
適当に理由を付けて、ギルドに相談スル流れを作ろう。
そして、適当な流れを作ろう。
「俺達は、アタッカーじゃん、回復役とか欲しいじゃん。」
「いや、そんな優秀な回復魔法使いなんて、探しても見つかるわけないだろ。」
ジャックに否定されるとなんかイラッとくるな。
あと、やっぱり優秀な回復魔法使いはレアなんだ。
まぁ中級コースの人でも薬を併用したりして怪我を治すのに苦労してたもんな。
戦闘中に回復魔法を使える人となると、恐らく子の町に数人いるかどうかだろうか。
いや、回復魔法使いじゃなくてもいいじゃん。
「じゃ、遠距離攻撃武器を使える仲間を探すとか。」
「洞窟にいるんだろ。遠距離武器なんて役に立つわけないだろ。あと、人数を増やすにしても、報酬出せるほど、お互い懐が暖かいわけじゃないだろ。」
「・・・そうだな。」
「あと、誘拐されたんだろ。」
「誘拐か、任意同行か微妙な線だけど、俺は誘拐だと思っている。」
「だったら、できるだけ少人数の方がいいだろう。さらったのがモンスターか人は、わからないが犯人をできるだけ刺激しない方がいい。」
あれ、ジャックって意外と賢いんじゃないだろうか。
と言うより、俺より賢い?




