66話
仕方ない、地面に腰をつけて座る。
そして薬をつける為に、服を脱いだ。
「やっぱ、俺いいや、こいつの攻撃そんなに効いてねーし。」
ジャックが空気をよまず、裏切って逃げようとした。
ジャックをこのまま逃がしたら、俺が二倍ひどい目にあいそうだ。
なので、引き止めることにした。
肩を掴み引き止める。
そして、小声で話しかける。
「逃げるんじゃねーよ。」
「実際、効いてないんだよ。」
「そうか。」
仕方がないので、股間をつつく。
「貴様、何をする。」
「効いてないなら適当に攻撃して怪我させようと。」
「お前、ヒドイ奴だな。何でそこまでして俺を引きとめようとするとは。なんでそこまでして治療を受けようとする。」
「そりゃあまぁ、回復魔法を目の前で見てみたんだよ。回復魔法に適正があるらしいから、参考までにな。あと回復魔法のコツを聞いておきたいんだよ。」
「だとしても、子供じゃあないんだから、一人で残るなら残れよ。あと聞く相手を間違えてるだろ。」
「何かあったときに一人だと助けを呼べないじゃなイカ。」
「・・・仕方ないか。まぁその代わり、今度なんか頼みごとするぞ。」
「たいした内容じゃなかったら聞くよ。」
そして、服を脱いで話していたので目立っていたことに築く。




