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60話

 と、言うわけで二人組みに分かれることになった。

 で俺は、この正解では、友達がまだいないわけだ。

 たしか今日の参加人数は偶然、偶数だったはず。

 まぁ、俺弱そうだし適当な人が誘ってくれるはず・・・だよね。


 「俺と一緒にやらないか?」


 声を掛けられた。

 なんか、違う誘いにも聞こえるがアレは、ネットスラングであってリアルで言うものじゃなかったよな。

 そうであってもらいたい。


 「おお、いいぜ。」


 当たり障りなく答えた。

 この人、さっきから教官にやたら質問をしていた男じゃないか。

 

 「互いに魔法を使えないんだ。正々堂々、殴りあおうじゃないか。」


 「ああ。まぁよろしく。」


 あれ、この人まじめに訓練するつもりなんだな。

 この人がたいがいいから、殴られたら痛いだろうな。

 この人の誘いを断ってもっと弱そうな人とやればよかったな。

 

 「ぶっちゃけ水晶玉の時に俺より目だっていたのが気に食わなかったから、殴りたいのはナイショだ。(小声)」


 ん?聞こえなかったことにして置こう。

 そうだ、名前くらい名乗っておこう。


 「そうだ、名前を名乗っていなかったな。俺の名前は・・」


 「大体、みんな準備できたようだな。では、ルールを説明するぞ」


 俺が名乗ろうとした途端、教官が話始めた。

 まぁ名前は後で言えばいいだろう。

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