57話
「じゃあ、話がそれたが魔法の練習を始めるか。」
そうか、魔法属性を調べて終わりじゃなかったな。
まだスタートラインになっただけだ。
で魔法の訓練って何をやるのだろうか。
イメージ的に瞑想とかやるんだろうか。
「じゃ、まずは素振りだ。さあ、みんな練習用武器を取れ。」
「なぜ、魔法の訓練で武器を取る必要がある。」
さっき、教官に質問していた男がもっともな、質問をする。
俺も気になる質問ではあるが訓練が初めてでない、訓練生は言われるがまま武器を取る。
質問の答えは気になるが、周りに流せれて武器を取る。
もちろん、教官の質問に対する回答を聞きながら。
「まぁ、普通ゼロから簡単な魔法を使えるようになるまでに最低でも3年の修行が掛るといわれている。」
「え、そんなに掛るのか?」
え、そんなに掛るの。
簡単な魔法って火属性だと、ライターレベルの火かな。
聖属性なら、唾付けとけば直るレベルの傷を治すレベルかな。
まぁ、冬場の皮膚が割れるのを直せるのって便利だろうけど。
「だからこそ魔法と武器訓練を両方同時にやる方が効率的なんだ。」
「それはわかったが武器と魔法の関連性がわからないんだが。」
「ファイヤソードなどの、剣と魔法の複合技を使う技を使うときのためだな。そもそも、多少の火や水を出せるようになったところで、大してダメージを与えることは出来ない。できて驚かせてひるませるレベルだ。」
「そんな、かっこよく魔法を使えると思ったのに。」
この教官としゃべってる男クラスに一人はいた、お調子者タイプだな




