56話
手をかざした後にきずいたが、魔力をこめるってどうやるんだ。
とりあいず、前の二人にも出来たんだ。
きっと、簡単なんだろう。
適当に手をかざして、りきんでみる。
そうすると、水晶は光りだした。
他の二人は、1色だったのに俺は赤と白の二色に分かれて光っている。
「2色に光るんですね。」
「ああ、二つの属性の魔法に適正を持つ人もいる。赤が火属性で、白が聖属性で俗に回復属性と呼ばれてるやつだな。」
周りがざわついている気がする。目立つのは、嫌だな。
俺ってやっぱり才能あったんだ。良かった良かった。
火属性と聖属性か。
わるくないんじゃないだろうか
と言うよりかなりいい方に入るんじゃないか
一人で攻撃と回復ができるとか便利だな。
「2つの属性に適正があるのは、数十人に二人三人いるモンなんだが、二つともここまで光るのは珍しいな。」
「そうなんですか。」
そう言われると、先にやった二人より光っていた気がする。
「特にここまで白く光っているのは見たことないな。まぁ教官になってから、1年立ってないワシが言ってもありがたみが少ないかもしれんが。まぁ訓練で適正を上げる方もあるらしいがな。」
俺の聖属性の才能は結構高い方のようだ。
適正を挙げる方法って何をするのだろうか。
火属性の赤い色にも結構光っていたのでどっちから練習するべきか。
まぁ、命を守る聖属性優先させた方がよさそうだ。




