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51話

 その後聖騎士は、たぶんいないだろうが別のオークがいないか探すと言って別れた。

 分かれた後に聖騎士の名前を聞き忘れたことに気がついた。

 呼び出されたときに困るかも知れないが、その時はその時考えるか。

 あと、オークの肉を持って帰らないかと声をかけたが要らないといわれてしまった。

 とりあいず、メランに声を掛けようと思ったらメランはオークの近くで寝ていた。

 寝ているのを無理に起こすのも可愛そうなので、起きるまで待つか。

 今日の宿代は、さっき貰った情報料で何とかなるので、急いで稼ぐ必要もないしな。

 ちなみに、オークは大部分消えていた。

 そして、なぜかメランは大きくなっていた。

 大きくなったのが腹だけではなく身長も大きくなっている。

 この世界の人は、大きくなるのが速いのかな。

 いやいや、速すぎるだろう。


 それはさておき、残ったオークはこのまま捨てて置いていいのだろうか。

 持って帰ってもたいして美味しくないし、高くも売れないと聞いてしまった以上持って帰りたくない。

 喋ることが確認されての討伐禁止になる前に駆け込み需要で値上がるとかもなさそうだ。

 ここに置いとけば、きっと小動物のエサになるだろう。

 そう思っていたら、早速小動物がやってきた。

 フォレストラビットだった。

 こいつら、肉食だったのか。

 生きているメランは襲わずにバラバラになったオークだけ食べている。

 この世界のウサギは雑食のようだ。

 そして、寝ているメランを起こさないように行動するくらい賢いようだ。

 行き掛けの駄賃だ、取れるだけ捕ろう。


 数匹のフォレストラビットを捕った後、メランが起きた。

 起きた後、残っていたメランが残ったオークの肉を食べつくすのであった。

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