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41話

 オークにトドメを刺すにはどうすればいいか。

 おそらく短剣で急所に刺すのが一番確実だろう。

 それには、オークの足元の足元に転がった短剣を拾らわなければ、ならない。

 ただ、無策にオークに歩いて近づくのは恐い。


 すこし、考える。

 そうだ、いい作戦を思いついた。

 まず、石をぶつけて攻撃する。

 石合戦などを子供のころにやった人はわかるが石の大きさと当たり所によってはめちゃ痛い。

 そしたら、オークは怒ってさっきのように殺気をこめて突進攻撃をしてくるに違いない。

 その攻撃を交わして、短剣を拾う。


 シンプルだが、確実な作戦だろう。

 手ごろなサイズの石が足元に沢山、転がっている。

 そうと決まれば、拾って投げる。

 石は、オークの傷口に吸い込まれるように飛んでいった。

 オークはうめき声を上げながら痛がる。


 「グウウアウウア、貴様傷口ヲ狙ウトハ、卑怯ダゾォオォォオォ。」


 「卑怯だと、貴様こそ知らないのか。どんな手を使おうか勝てば正義なんだぞ。」


 どっちが悪役か、わからない会話をしながら俺はひたすら石を投げ続けた。

 だんだんと、投げるのがうまくなっている気がする。

 石の飛んでいくスピードが上がっているのと、傷口を狙うコントロールが上がってる。

 農場でも感じたが作業などの上達が速くなっている気がする。

 このまま投石攻撃だけでも勝てそうな気がする。

 だが、オークは痛がりながらもゆっくりと立ち上がった。


 「ウウウォォオォ、卑怯ナ貴様ナド握リ潰シテクレルワアアアァァ。」


 オークは、雄たけびを上げながら、こっちに突進してきた。

 ここまでは計画通り。

 後は突進を交わすだけだ。

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