147話
「オマエラハ、・・・。意識ガ薄クナッテキタ。目ガ、イタイ。メガ見エナイ。」
何かを言いかけた、スケスケの言葉が止った。
目が見えなくなったのは煙のせいだろうが、もう物の数分で、燃え尽きそうだ。
「お前らの、続きは何だよ。お前の目のことはどうでもいいから、早く言え。遺言なら聞いてやるぞ」
ジャックが文句を言い出した。
「オマエラハ、反乱軍ノ、俺ヲ、タオシタンダ。モウ、魔王軍ト、反乱軍ノ争イハ、トマラナイゾ。」
悪人の最後に相応しい台詞だった。
「ソレハ、困ルナ。仲間同士デコレ以上、争イタクモナイ。」
ガールは、困りだした。
やはり、仲間同士争いたくなかったのだろう。
お前が、主に攻撃したんだけどな。
「スケスケを倒してしまって、困るなら、なんかシビレ状態にする魔法でも使えばよかったんじゃないか。」
「イヤ、オマエラガ、倒ソウト、スルカラ・・・。何トナク、アンデット用最大攻撃呪文ヲ唱エテシマッタジャナイカ。」
何となくで、最大攻撃呪文とか使うんじゃない。
「最後ニ、一ツダケ言ッテオクトシヨウ。」
「ナンダ。彼女ニハ、勇敢ニ戦イ死ンダ。っと伝エレバイイノカ。」
え、アイツ彼女いたのか。
あんな奴でも、彼女が・・・。
爆発呪文を使ってもらえば良かった。




