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139話
「ジャア、ソウサセテモラウカ、。俺モ、元誇リ高キ、魔王軍戦士、最後マデ戦イ抜ク。ソレガ、カッコノ悪イ、悪アガキニ、思ワレヨウトナ。」
魔王を育てるのに、疲れたと言う理由で裏切ったくせに、何が誇り高き戦士だよっと突っ込みたいな。
だが、俺がそう突っ込む前に、スケスケは動き出した。
時間が無いから、慌てだしたのだろうか。
スケスケは、右腕を大きく振りかぶった。
スケスケは、さっきのように、自分の手をガールを投げるのだろう。
スケスケの投球?ホームは、野球でもやっていたかのような、綺麗なオーバースローだった。
「最後の、足掻きだ。どうせ、さっきのように真っ直ぐ飛ばないだろうが、万が一があると困る。確実に止めるため、前に出て邪魔しろ。」
ジャックにそういわれた。
言われたのだが、俺が前に出るわけにはいけない。
魔法に、巻き込まれたくないからだ。
そうだ、こっちも何か投げよう。
そうだ、短剣を投げるか。
さっき、スケスケをきり付けて、たいしてダメージを与える事が出来なかったが、顔に目掛けて投げられれば、投球をごまかす事ができるだろう。
と言うわけで、短剣をスケスケニ向けて投げつける。
短剣を買った日に、すばやく構える練習をしていて良かった。
「食らえ、これは、当たると痛いぞ。」




