106話
「さぁ、起きる前に、助け出すとするか。」
「そうだな。一様、帰る前に、こいつに回復魔法使ってもらった方がいいか。罪に問われないかも知れないが死なれると気分が悪い。」
倒れたガールに向かってジャックはそういった。
ただ、自分をさらった人を助けるために回復魔法を使うだろうか。
「まぁ、それは助け出した後に頼むとしよう、ただ、自分をさらった人を助けようとするかどうかは、分からないがな。」
「ああ、そうか。そうだよな。」
「えーと、何かありましたか。」
「あ。」
助け出しに、洞窟の奥に行こうと思ってた矢先、自分で抜け出してきたようだ。
「無事だったのか。いやその前に、すみません、俺が頼りなかったばっかりに、さらわせてしまって。」
俺が100パーセント悪いわけではないが、ほんの少しは俺のせいでもある。
なので、先に誤っておくことにした。
「えーと、私魔王を助けてもいいかもって思ってたんだけど。」
「なんでだよ、魔王は悪い奴に決まってるじゃないか。」
ジャックがそういった。
俺はこの世界に来たところなので、魔王がどのような悪事を働いたのか分からない。
だから、えーとの子と、ジャックが意見を別けていることに驚けない。
さて、俺は止めるべきなのか?




