101話
「じゃあ、そろそろ戦おうか。そういえば確認していなかったがあの子は、ここに監禁しているのか。」
ガールを倒した後で、この洞窟を調べて、いなかった場合、手がかりが無くなってしまうので確認しておく。
「アァ、コノ洞窟ノ奥イルサ。コノ奥ッテ言ッテモ、ソンナニ広クナイガナ。」
「そうか、ジャア戦おうか。」
・・・。
さっきまで平和そうに話していたので戦いにくいな。
まぁ、こっちは戦いの素人だ。
昼間オークに勝てたのもたまたまっていう部分が大きい。
2対1だが、別に連携して戦う練習をしていたわけじゃない。
「いくぞお。」
ジャックがそういって、拳を振りかぶった。
だが、避けられてしまった。
ガールは、後ろにバックステップをしたのだ。
「避けられただと。」
ジャックは、驚いているようだ。
まぁ、掛け声を出しては、とりあいず後ろに避けるかガードくらいするわな。
「ワハハ、ソンナ攻撃アタランワ。」
俺の短剣攻撃にはびびった癖に何をいってるのだろうか。
さて、俺も戦いに参加したほうがいいよな。
俺は掛け声を出さずに、無言で短剣をオークに向けて突き刺す。
狙う場所は当たりやすそうなお腹でいいだろう。
グサ
「イテエエエエエエエエ。」
あっけなく刺さった。
「オイ、暗闇デ二人係リデ襲ッテクルナンテ、卑怯ダロ。」




