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1話
文の頭に空白入れ忘れたのと、改行追加
高校3年の3月7日水曜日、普段と同じようにダラダラしていた。
明日は卒業式、特にやることも無かった。
そう、明日は卒業式なのに特に誰かに遊びに誘われたりなどしなかった。
しょうがない。ボッチは今に始まったことでもない。
友達や、彼女は大学で作ればいい。きっとそうだ。
まだ四年間も学生でいられる。8年かもしれないが。
とりあいず、今日の暇を潰しに古本屋でも行くか。
と思って家に出て数歩で車にはねられてしまった。
痛かった。痛かった。アタマガァァアッァ
しばらくは意識はあった。動けないだけで。
「こいつは、もうだめだ」
「はねた車は、無免許運転だろう」
そんな声は聞こえた。そんな話より救急車は呼んでくれたのだろうか。
だめかどうかは赤の他人が決めるものではないだろう。
「保険は降りるかどうか、微妙だな」
おい父親、何いってるんだ。
そう突っ込んで、意識がとんだ