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流れ着いた異世界にて

《注意》

・文章力は皆無です。おそらく問題点だらけなため、そういったことがあればご指摘をお願いします。

・私がルルブしか持っていない+独自解釈を大量に用いているためもしかしたら矛盾点などが見つかる

可能性が大です。その場合はこの物語はこういったものなんだと思っていただければ幸いです。


以上のことに納得してもらえた人はどうぞゆっくりしていってください。


「..................」

次に彼...日稲月壮馬の意識が感じたのは澄んだ空気の流れであった。

そのままぼやけた視界を開いてみる。そして広がるのは空の青のみ。

少し左右を見渡せばあらん限りの木々、どうやら森の中らしい。


「............死ねなかった...のか、俺...」

壮馬は本来知ってはならない知識を総動員して原因を探った。

しかしいくら考えようとも答えは出ない。

様々な事件に巻き込まれ、精神も限界まで摩耗し導き出した結論である、自殺。

邪神の召喚現場で、ちょうどいい。と自分から邪神の前に出た結果がこれである。


しかし、それ以上によく分からないのは自身の精神状態だった。

狂気に染まっていたはずの精神はいつの間にか比較的正常な状態まで戻っていることを無意識に実感していた。

「.........まだ生きてろってことなのかねぇ...」

邪神の気まぐれは本当に分からないと思いつつも、悪い気はあんまりしない。

狂気から回復したから相対的にそう感じるのだろうか、そう考えながらゆっくりと身を起こし辺りを見渡す。

「だけど......初手が森っていうのもなぁ...サバイバル術とか覚えてないぞ...?」

そうぼやきながら、適当に歩き始める。


そして数分歩き始めて足が止まる。

「うわ......すげぇ景色だな」

見えるのは眼下に広がる城下町や見渡す限りの草原。

どうやら崖になっており、かなり高い位置にあるようだ。

「...とりあえずはあの町が目的地かな」

伸びをしながらとりあえず崖に沿って行こうと考え、また歩き始める。


数分後

「...............」(冷や汗

「...グルルルルゥゥ......」

目の前にいるのは狼。しかもかなりのビッグサイズである。

具体的に言うなら狼の体長は大きくても160cmぐらいであるにも関わらずこの狼は余裕で2mを越している。

涎をまき散らし唸りながら迫ってきてる時点で明らかに大ピンチ。

というより眼が赤く光っており、明らかに普通の狼じゃない。よくある魔法バトルもので出てきそうなモブっぽい雰囲気を醸し出している。

しかしモブだと思えるのはあくまでも作中の人物のみだろう。

確かに一般的に魔術だと言われているものは習得している。だが、それには相応のリスクが伴い連発できるものではない。

もし撃退に成功したとしてもまた狂気に身を蝕まれ始めるのが目に見えていた。

「せっかく気分一新で再スタートって時にまた逆戻りするのもなぁ...」

という理由により、魔術使用を渋っていると我慢できないとばかりに狼が襲い掛かってくる。

「あっぶねッ...!」

それを横っ飛びに飛ぶことでギリギリ回避する。

「グルルルルゥ......」

狼は回避されると、また間合いを図るかの如くゆっくりとこちらに接近していた。

「..........しょうがねえか」

そう言うと同時、地面の大きめの石をさりげなく拾う。

「◎△$♪×¥●&%」

おそらくその道に精通してる狂信者しか理解できないであろう詠唱を終わらせた直後に、

「ちょっと痛いと思うが我慢しろよッ!」ブゥンッ!!

そう言いながら投げた石は力任せに投げたせいか全く見当違いの方向へ飛んでいく。

そして狼はチャンスとばかりに再度襲い掛かろうとするが...

「キャウンッ!?」

ガツンッ!という鈍い音が鳴り響き、狼がぱたりと倒れる。

よく見ると後頭部から少し血が出ている。

「はぁ...あっぶなかった......正気は削らんでいいが...やっぱり《無欠の投擲》は体力食うな...」

「んじゃ、お前もゆっくりと休めよー...」

そう言いながら再び歩き出す。向かうのは崖から見えた城下町。

何か新しいことが起こりそうな予感を秘めながら、全てを失った少年は前触れなく訪れた二度目の人生を歩み出した...。





《無欠の投擲》

呪文の使い手が短い文句を唱えてものを投げると、それが正確に目的の地点に落ちる。

効果があるのは呪文の使い手のPOWと同じ数のラウンドの間である。

呪文をかけるためには3マジックポイントと1耐久力のコストがかかるが、正気度の喪失はない。

呪文は対象に命中するような軌道に投げた物体を導くのである。

呪文は状況に合わせて狙いを調節するが、投擲には目的の地点に届くだけの十分な力がこもっていなければならない。

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