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だから、脳について考える(七十三夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、脳について考える。
脳は記憶を保管しておいたり、考える器官。
人体でボスに当たる。
でも、人間は何か考えるときに心に手を当てる。
頭に手をあてて考える人はいない。
あっ、一休さんは頭に手をやるか。
でも、大半の人は心に手を当てて考える。
心臓で考えているわけではないのに。
まぁ、脳だけで考えているとは証明できたわけではないからな。
考えたり、各器官に指令を出しているのは間違いなく脳であろう。
ただ、その発祥が脳かどうかはもしかしたら違うかもしれない。
心臓で感情を得て脳に伝えているとかないかな。
脳死というものがある。
わざわざ「脳」をつける。
心臓が停止した時は死亡なのに。
脳が停止しても心臓は動いているという。
逆に心臓が停止したら脳も停止する。
それを本能的に分かっているから故の分け方なのだろう。
あるいは、一番大切な器官である事を知っているから本能的に人は心に手を置いて考えるのかもしれない。
一番大切な鼓動を確かめて考える。
まぁ、脳死=考え停止だから本人にとっては心臓だけ動いていても仕方がないのだが。
他の動物はどうなのだろうか。
猫とかが心に手を置いて考えるところは見た事がない。
最も、他人が心に手を置いて考えているところを見る事自体が珍しいのだが。
目暮あゆは今夜も眠れない。




