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だから、靴下について考える(七十一夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、靴下について考える。
靴下は足に履く服のようなものだ。
でも、服と違って脱いでも恥じらいはない。
現代人は素足を見せる事に抵抗がないのだ。
まあ、原始時代は裸を見せる事に抵抗がなかったのかもしれないけど……
未来は素足に恥じらいを感じる時代がくるかもしれない。
人間は徐々に恥じらいが強くなっている気がする。
赤ちゃんにおっぱいあげるのも昔はあちこちでやっていたような気がする。
今はそんな母親はいない。
代わりに電車で化粧をする人が出てきたけど。
まぁ、日本人は周りを伺いながら行動する人種だからな。
誰かが人前でおっぱいを出す事に抵抗を覚え始めてだんだん浸透していて……
でも、女性専用車両なら別に問題はないような。
男の目を気にしてるんじゃない、周りの目を気にしているのだ。
銭湯なら気にしない。
気にする人はそもそも銭湯にいかない。
だが、銭湯も湯浴み着を着るのが普通になる時代がくるかもしれない……
恥じらいが強くなったんじゃなくて、みんな流されているだけなのか。
でも、他の国はどうだろうか?
周りに影響されるのは日本人だから。
うーん、解放的なところはあると聞いた事はあるが……
でも、原始人みたいに裸で歩いているわけではあるまい。
目暮あゆは今夜も眠れない。




