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だから、ミイラについて考える(62夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、ミイラについて考える。
ミイラは死んだ人間を薬で包帯巻きにして保存したもの。
保存と言っても冷凍保存のように綺麗に残るものではない。
防腐はしてるとはいえ干からびている。
それでも、骨にならないのだから古代人の技術はすごい。
詳しくは知らないけど。
私が死んだらやがて骨になると勝手に思い込んでいるだけなのか。
案外、江戸時代でもやらないだけでそういう技術があるのか。
現代の日本では火葬が普通だ。
これをミイラにしたいって希望があったら簡単にできるのだろうか。
現代に残っているミイラは王族とか金持ちばかりだと言われている。
きっと、当時の最先端の技術だったのだろう。
当たり前だが。
現代でやろうにも奥単位が必要だったりして。
現代のお金持ちたちはそれなら冷凍保存を選びそうだけど。
冷凍保存で腐らないかどうか保証もないけど。
ミイラになって現代まで残った人間はいても冷凍保存で残れるかの保証はされていないのだから。
あっ、マンモスがいるか。
氷の中に閉じ込められたマンモスが。
そういえば、氷の中で何万年も仮死状態になっていた無微生物がいるって聞いた事があるな。
冷凍で何万年も生きられるかよりも、微生物が生きれるのだから冷凍状態でも生きられて獲物を食べる生物がいる可能性も……
目暮あゆは今夜も眠れない。




