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だから、ふきだしについて考える(四百五十九夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、ふきだしについて考える。
ふきだしは漫画なんかでキャラのセリフを表現する物。
最近……という程でもないがふきだしをあえて使わない漫画もある。
そもそも、小声で喋る時の表現としてふきだしを使わないのが普通である。
ふきだしなしの漫画は常に小声で喋っているように見える。
いや、大声ではないよって言う意図があるのかもしれないけれど。
実際にキャラの心情だけで漫画が進んでいる感じのもあるしね。
現実的に考えると、漫画のキャラが常にふきだし付きで喋っているのは一人ごとを常に言っているような物だ。
読者に状況説明をしたいのだろうけど。
でも、周りにいない状況で喋り続けるのって異様だよね……
現実にもいないわけじゃないだろうけどさ。
どちらかというと少数派だと思う。
漫画の主人公がそんな少数派だらけか?って話になる。
漫画だから別にいいじゃんって気もするが。
ある程度のリアリティはファンタジーにも必要。
リアリティを無視すると嘘臭い話になってしまう。
いや、フィクションなんだけど。
でも、ノンフィクションっぽく見せるフィクションの方が断然、面白いでしょ。
やらせとかホラ話は面白くないけどね。
騙そうとするのがいかんのでしょうね。
目暮あゆは今夜も眠れない。




