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だから、花見について考える(四百十五夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、花見について考える。
花見は桜を鑑賞する、日本の行事のような物。
外国だとないのかな?
日本人は桜が大好きだからな……
春にしか見れないというレア度も人気の元なのかもしれない。
紅葉狩りも秋にしかできないもんね。
でも、紅葉狩りに比べて花見は日本人にとってメジャーだよね。
山に行かないと見れない紅葉と違ってその辺の公園でも出来るのが花見の強みかな?
紅葉もその辺の公園で見れない事もないが……
山に比べてあんまり見て楽しいイメージではない。
イメージはイメージでしかない。
実際の地元にある紅葉を思いだして見みよう。
大きな歩道にも紅葉は満開?になるが……
木になびく紅葉は綺麗だし、落ちてくる紅葉も風情がある。
山にも決して劣るものではない。
でも、誰も足を止めて眺めていないな。
実際、私もそうだし。
それどころか地面に落ちている落ち葉を鬱陶しくさえ、思えてくる。
桜の花びらだって落ち葉になるのに……
何が違うのか。
紅葉は土の色に染まるのがいけないのかな。
地面が茶色い葉っぱであるよりもピンクの葉っぱが散っている方が気持ちが洗われるのかも。
土なんて茶色に近い色なのにね。
普段と違うから新鮮な気持ちになるのかも。
目暮あゆは今夜も眠れない。




