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だから、スコールについて考える(三百九十一夜)

目暮あゆは今夜も眠れない。

だから、スコールについて考える。

スコールは外国で起こる集中豪雨。

日本いると雨って水が降ってくるぐらいのイメージだけど、外国では被害甚大なんだな。

……って幼稚園の先生に教わってたけど、大人になって調べたらそんな事もなかった。

現物見た事ないから分からんけどね。

日本の豪雨でもスコールと呼ばれる事があるそうな。

生き物が死ぬぐらいの重さの雨量って聞いてたのに、先生……

外国のスコールによる被害はともかく、日本にいて雨で死ぬ事はないかなあ。

いくら豪雨でも怪我をするとは思えないし。

まあ、重みは感じるけどね。

むしろ問題は体温を奪われる事だ。

小雨だとあなどって傘を指さずに走り回ってたら体調がおかしくなった事があった……

科学の本で深海に潜るための課題は酸素と圧力と「温度」だって聞いていたけれど、本当なんだなあ。

水って人間が思う以上に体温を奪っているのかもしれない。

小雨が体についたぐらいで体調に変化があるぐらいだから長時間、海に浸かっていればそりゃあねえ……

準備運動は汗が出るぐらいに激しくやった方が良いのかもしれない。

いや、体力を消耗して泳ぐのはかえって危ないかな。


目暮あゆは今夜も眠れない。

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